2009年04月04日
15ミリ
APS-Cで使う15ミリは1.5倍換算で22.5ミリ。ライカ判なら超広角域で中心となる画角だと思う。フィルムで取材撮影をこなしていたときは室内撮影で引きの撮れないシチュエーションで使うのが主体で、屋外で使うことはそれほど多くなかった。
投稿者 kawabata : 23:15
2009年03月22日
引き伸ばしレンズ
ELニッコールとD700をトミーテック BORG のM42ヘリコイドシステムを利用して再活用を試みる。 写真の105ミリF5.6の場合は7844+7841+7843+5002の組み合わせで無限遠が出る。ただしM42ヘリコイドに付属する位置調整用のワッシャーは取り外す。
記事内容とは直接関係ないがタムロン90ミリはやっぱり良く写る。予備に買ったものではなく25年選手の曇りがちの方で撮影したが、写りに影響は少ない。まだまだ現役。
正確な拡大を主目的とする引き伸ばしレンズに変な特徴があるわけもなく、極めて素直な写り。Fマウントのニッコール105ミリと比べて特に優っている点はおそらく軽量であることぐらいで、実際は外に持ち出すことはあまりないかな。
投稿者 kawabata : 19:14
2009年02月25日
ベローズ
素直に純正のPCやPC-Eのマイクロニッコールを使ったほうが良いのは分かっているが、仕事で撮影することでもなければなかなか手を出せない。大昔のベローズ PB-4 に引き伸ばしレンズである ELニッコール135ミリF5.6を L-Fリング(MAマクロセツゾクリング)を介して装着。フード代わりに接写リングKのK4とK5を付けている。PB-4ではたいしたアオリは効かないが、死蔵している引き伸ばしレンズを活用できるのでいいか。ほんとはビューカメラに1眼レフをくっつけて大判レンズを使いたいところ。
投稿者 kawabata : 22:03
2009年02月24日
アクセサリ
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さほど収集癖が強くなくてもそこそこ長くカメラを使っていると、こうしたアクセサリ類が累積してしまう。機材を処分する時に一緒に付けられるモノは付けてしまうほうなので、コレクター諸氏からみれば無いも同然かもしれない。ただ、ボディキャップやレンズキャップはともかく、所有しているレンズにはそれぞれフードを装着したまま保管しているので、ここにあるように使っていないフードがやや多めなのが無駄だナーと思ったりもする。これがすべてライツのアクセサリーなら一財産だが、さほど古くないニコンやペンタックスのアクセサリーはそれ単体ではあまり価値もなく、オークションでこまめに処分するほどヒマもないので、このまま死蔵することになるんだろうな。
投稿者 kawabata : 00:11
2009年02月23日
撮影距離とパースペクティブ
レンジファインダー用のレンズを常用していると、歪曲が補正されていて当たり前の感覚になってしまう。もちろんライカ判で撮影すればそれなりにアラは見えてくるけど。
このレンズは鏡銅がかなりコンパクトだが描写が良い(周辺は絞り開放だとちょっと厳しいが)。過去にAiとAi-s20/3.5、Ai-sの20/2.8を使っていたが、その中ではこのレンズが一番好みに合った。
写真を見れば分かるが、この2枚の写真は画面上で対象の壁画が概ね同じ大きさになるように撮影してある。APS-Cの場合は画角が1.5倍見当になるので、21×1.5で31.5ミリだがパースそのものは21ミリのままになる。しかし撮影距離を調整できる(引きがとれる)のであれば、21ミリの手強いパース感と格闘することなく容易に被写界深度を稼げるので、これはこれで有用な気がする。「ワイド感」は失われるけどね。
投稿者 kawabata : 23:36
2008年12月29日
2008年末の機材オボエガキ
2005年3月
(銀塩)
Nikon F、FTn、F2、F2AS、F3HP、F3P。
Voigtlander BESSA-T、R3A。
Leica IIIc、M4。
(デジタル)
Nikon D70、Pentax *ist-DS、Canon G2。
2005年秋口
(銀塩)
Nikon F、F3P。
Voigtlander R3A。
Leica IIIc、M4、MDa。
(デジタル)
Nikon D70、Pentax *ist-DS、Canon G2。
2006年初頭
(銀塩)
Nikon F。
Voigtlander R3A、Bessaflex。
Leica MD-2。
(デジタル)
Epson R-D1、Nikon D70、Pentax *ist-DS、Canon G2。
さて大ざっぱに2年後の2008年12月の状況
(銀塩)
Nikon F(貸与中)。
Leica MD-2。
(デジタル)
Epson R-D1、Canon EOS 5D、Nikon D700、Pentax K20D、Pentax *ist-DS、Canon G2。
エプソンとキヤノンは不動だが、ニコンはD70→D80→D300→D700となり、ペンタックスは追加したK10DがK20Dに代わっている。銀塩はニコンFは友人の元に、MD-2ははそろそろオーバーホールをしなければならないがどこに頼むかな。
レンズラインナップ
◎ニコンFマウント
待望のフルサイズ体制になったのでラインナップの拡充も考慮中。相変わらずズームレンズが苦手なので単焦点を28ミリと35ミリ辺りで検討中。純正の35ミリがGタイプになれば良いがどうなるのかな。
◎ペンタックスKマウント
いつ出るのかわからないが、DA15ミリに注目。SMC-P24/3.5 も引き続き探索中。FAレンズが2009年2月に値上げとなるが、それまでに31ミリを確保できるだろうか。
◎ライカMマウント
ZMディスタゴン18ミリF4、スーパーアンギュロン21ミリF3.4、エルマリートM28ミリF2.8(第4世代)あたりはずっと気になっているが、21と28はすでに満足のいく複数のレンズがあるのでよほど出物がない限りは手を出すことはなさそう。35、50はズミクロン変わらず。
◎ライカRマウント
スーパーアンギュロンR21ミリF4がときどき無性に気になるが、絞り込み測光で使うのはどうだろうなー。28、35.50,90は目当てのレンズを確保したので検討終了。
◎ヤシカ/コンタックスマウント
ディスタゴン28ミリF2は、ZFディスタゴン28を代わりにしてもいいかなというも気してきた。マクロプラナーも同様。
◎EFマウント
24ミリF1.4の新型はちょっと気になるが、使用目的から言えばTS-E24ミリのほうが必要かな。
◎M42マウント
フレクトゴン35ミリF2.4をもう1本ほしいが、DSの修理が先。
以上挙げた中で実際に確保に動くのは数本といったところか。
投稿者 kawabata : 19:40
2007年03月10日
EOS 5D と M42
5D を導入して数ヶ月。ようやく手持ちの M42 レンズを装着する気になった。5D はレンズ後端のせり出しに敏感で、マウント自体に抵触する場合(ニッコールオートの広角はこれに該当することがある)や、カメラへの装着はできても 「無限遠位置でミラーと接触」 しエラーが出てしまうレンズも多い(ヤシカ・コンタックスマウントはこの傾向が顕著)。M42 マウントレンズでも当然そういう問題が生じる。ウチのレンズでは以下の結果となった。
■装着はできるがシャッターを切ると撮影できずにエラーになる
SMCタクマー24ミリF3.5
SMCタクマー35ミリF3.5
■装着もできるしシャッターも切れて撮影できるが、ミラーがリターンしない(ファインダーがブラックアウトする*)。
カールツァイスイエナ・パンカラー50ミリF1.8(MC)
*ミラーはピントリングを無限遠から少しずらせばリターンする。
■問題なく撮影できる
SMCタクマー55ミリF1.8(後期型)
アウス・イエナ・フレクトゴン35ミリF2.4(electric MC)
カール・ツァイス・イエナ・ゾナー135ミリF3.5(electric MC)
パンカラーが使いにくいのが痛いがこれは諦めるしかない。もちろん 5D のミラーを少し削れば問題は解消するが、そこまでして無理に使うこともないだろう。素直に *ist-DS で活用することにする。
投稿者 kawabata : 22:23
2006年03月05日
ニッコール超広角
ようやく手に入れた Ai ニッコール 20mmF4 だが、すでに手元にはニッコール-O 2.1cmF4 がある。比較をしつつ、20〜21mmレンズの今後の配備について簡単にオボエガキ。
20mmF4 は前製品である UDニッコール 20mmF3.5 と比べると非常にコンパクトな作りで、目的であるフィルター径52mmサイズを達成しながら画質の点でも健闘しているとモノの本には書いてある。コントラスト、カラーバランス、シャープネス、この3点に関しては、少なくともバルサムが痛んだ私の2.1cmよりはかなり良い。
デジタル使用では 2.1cm の対称型のレンズ構成は、周辺部における光量低下とピントの劣化という足枷のため、かなり不利である。1枚目の写真を見ても分かる通り、このような条件で 2.1cm を使うのは厳しい。それでも縦位置構図では画面上下に対称型の悪癖が出るので、作図意図によっては使えなくもない。自動的に情緒が加味されるとも言える。
より難しいのは横位置の場合。周辺光量の低下はともかくとして、ピントの悪化は苦しい。縮小図版では少し分かりにくいが、左右のピントはかなりまずいレベル。むしろ、周辺光量よもっと落ちてくれと頼みたくなる。
2.1cm が優位な点は歪まないこと。道路の白線を見て分かる通り。特に横位置では 20mmF4 はどうしても歪みが多くなる。この点は 20mmF3.5や20mmF2.8 もほぼ同じと考えてよい。レトロフォーカスとして良く補正されているが対称形とは比較にならず、通常コストの球面レトロフォーカスでは仕方のないところかもしれない。
こうしてみると 2.1cmを 使う場面が非常に限定されてくるが、狭い路地で建物を撮ることが多いので歪曲の少ないレンズはどうしても必要だ。ライカマウントではフォクトレンダーの カラースコパー 21mmF4 やルサール 20mmF5.6 もあり、歪曲の少なさでは甲乙付け難い。しかしながら カラースコパーはコントラストがかなり高いので日向日陰のコントラスト差が強い場合に使いづらく、ルサールは周辺が 2.1cm よりも落ちないとはいえピントがもうひとつ。
すべてをエルマリート21mmF2.8 の非球面に集約すれば話は早いが、コストを考えるとそうもいかない。ZM ビオゴン21mmF2.8 も良さそうだが、先に ZM ビオゴン28mmF2.8 の導入を考えているのでしばらくは現状で撮影していくしかない。他に気になっているのは(かなり大きくて重そうだが)アベノン 21mmF2.8、(歪曲がかなりあるというが)エルマリート21mmF2.8球面、(ピントはもうひとつという話だが)フレクトゴン20mmF2.8 など。まだしばらくは紆余曲折がありそうだ。
投稿者 kawabata : 23:23
2006年01月14日
面間反射
CCD や C-MOS をイメージャーにしているデジタルカメラでは、フィルムのように表面が乱反射せずに、等しくその入射光を鏡のように反射してしまうので、デジタルに特化したレンズコーティングが必要らしい。防がないとフィルムカメラではあまり経験のない面白いゴーストが出る。
なお、この場合レンズに装着したフィルターとの間で発生したゴーストかもしれない。デジタル対応のねじ込みフィルターであってもこの現象を防ぐことはできないという話もあり、この現象を嫌うのであれば常にノーフィルターが最低限度望ましい撮影態度か。にしてもレンズ内で面間反射は発生するやも知れないが。
具体的には、画面内に強い光源があり、黒い画面構成であれば発生確率は高いと思えるが、そのような考慮を撮影中にするくらいなら新時代のレンズですっきり撮影したいとも思う。
仕事ならばもちろん大いに懸念するところでもあるし、大事な撮影なら万全の態勢で望みたいが、もともとゴーストやフレアにシビアではないので、ほとんど気にしないだろう。初めての発症例なので一応オボエガキ。
投稿者 kawabata : 23:18
2006年01月04日
2006年初頭の機材オボエガキ
2005年3月
(銀塩)
Nikon F、FTn、F2、F2AS、F3HP、F3P。
Voigtlander BESSA-T、R3A。
Leica IIIc、M4。
(デジタル)
Nikon D70、Pentax *ist-DS、Canon G2。
これが2005年秋口には、
(銀塩)
Nikon F、F3P。
Voigtlander R3A。
Leica IIIc、M4、MDa。
(デジタル)
Nikon D70、Pentax *ist-DS、Canon G2。
で、2006年現在の様子
(銀塩)
Nikon F。
Voigtlander R3A、Bessaflex。
Leica MD-2。
(デジタル)
Epson R-D1、Nikon D70、Pentax *ist-DS、Canon G2。
今後の方向性
◎ニコンFマウント
ニッコールはデジタルでしか使用しなくなっていて、唯一、2.1cm/F4 だけ F で使っていたが、Fマウント→Lマウントアダプタを買ったのでライカマウントで使用できるようになった。できれば、F もオーバーホールかあるいはニューFの調子の良いものに変える。レンズはすでにオート 24/2.8、50/2、マイクロニッコール55/3.5、ニューニッコール85/1.8、そして駆け込み購入の Ai-s35/1.4 に絞った。D200 がちゃんと動きそうなら D70 とリプレース。
◎ペンタックスKマウント
FA43 はとても良いレンズだがデジタルではあまり使い道がないので処分。K28/3.5、M50/4マクロ、A50/2、リケノン50/2 の中では 50マクロ が少し微妙な感触だが A50/2.8 のよほどの出物がない限り保留。
◎M42マウント
ツァイスはテッサー50とパンカラー80あたりが気になるがとりあえず打ち止め。タクマーも変えるとすれば 28/3.5 だが使用頻度を考えるとこのままで良いような気がする。Bessaflex は底値と思われるので確保。
◎ライカマウント
フィルムのライカを大幅縮小し R-D1 に移行した。MD-2 と R3A は気に入っているので手放す予定はなし。レンズのラインナップは少し整理する必要があるが、R-D1 でどの程度使えるものか見極めるのに少し時間がかかるため、しばらく増減なし。現在はズミクロン35と50をテスト中。
Nikon D200 と Canon EOS-20D のいずれかを導入予定。仮に 20D ならば ライカ R か ヤシカ/コンタックス の35ミリあたりを使ってみたい。
さて、どうなることやら。
投稿者 kawabata : 23:20
2005年12月10日
タムロンSP90/2.5 (52B)
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10代の時分に新品で購入して以来ずっと愛用してきたマクロ90ミリだが、さすがにヘリコイドのがたつきが大きくなってきた。タムロンでは部品が払拭しているため修理不能レンズとしてアナウンスされている。ただ、このレンズだけはメンテナンス(部品交換は伴わないレベルでということだろう)を受けてくれるという話もあり、どうにかならないものかと考えつつ、たまたま使用感のほとんどない個体を見つけたので確保。
古い個体はレンズにくもりもありコントラストも落ちているが、写りはそれなりに良い。ヘリコイドのがたつきが大きくならなければおそらく買い足すことはなかっただろうし、買ったとしても 後継の 52BB だろうと思う。初期型 52B の描写は捨てがたいものがあるが、過分なそのレンズ重量と貧弱なゴムピントリングには辟易していたし。それでもこれだけきれいなものが手に入ったわけだから、大事にしながら使っていこうと思う。D70 と *ist-DS では当然 D70 のほうが装着バランスは良い。フードは49→52のステップアップリングをかまして Nikon の HS-8 (105/2.5用) を装着。デジタル APS 画角ではこれでもまだ余裕がある。135 ミリ 用のフードでも良いだろう。
投稿者 kawabata : 22:27
2005年09月11日
リケノン50/2とSMC-A50/2
なかなか同時に持ち出すことができないので、似たような条件で別の日に撮ったカットを元に少しオボエガキ。
リケノン50ミリは何よりピントの良さが武器。コーティングはそれなりなので完全逆光になるとフレアやゴーストもすごいが、解像力はデジタル時代でも色あせないと思う。
SMC-A50ミリは発色とボケの綺麗さがお気に入りだった。トーンの出方も素直。タクマー時代のペンタックスレンズに比べるとMやAレンズの作りはもうひとつ。それでもAレンズはFA同様に絞りもダイヤル制御なので新時代でも使っていける。ただこのレンズを使うと、よりいっそう素晴らしいF1.2の50ミリが欲しくなるから困ったモノだ。
背景が暗いとボケの違いがよくわかる。リケノンは分解能の高いレンズにありがちな2線ボケがくっきり出る。これも許容範囲ではあるが、SMC-Aと比べると見劣りする。
SMC-Aは、Mレンズのような無理な小型化を改めたことで、性能が向上し素晴らしい描写のレンズが多かった。ただ残念ながらそれを受け止めるボディの人気はM時代に劣後し、シェアの減少から出荷本数の少ないレンズが多く、現在中古市場で見かける種類も少ない。
なお、被写界深度の違いはアングルの違い。被写体に平行に向き合わないと画面上でぼける範囲も多くなる。絞り開放で接近撮影となるとなかなか平行に対することが難しくなるが、立体物で良いピントを得るには必要なポイント。この場合リケノンで撮影して少し気になってSMC-Aで再撮した。
投稿者 kawabata : 18:41
2005年08月22日
無限遠
フレクトゴンは鏡胴が太く、Kマウントの電子接点を覆うことが利点と以前に書いた。これはその通りだが、ボディに鏡胴後部(マウント側)が直接当たる構造なので、Kマウント+スクリューマウントアダプタの場合無限遠が正確に出ない。遠距離撮影で少し油断するとピントを外すこともあり得る。無限遠までピントリングが回らないという場合は問題だが、ワタシの個体では∞マークの少し手前でピントが合うので、慣れればどうということもない。フレクトゴンで無限遠撮影をすることはそれほどないが、ないがゆえに、いざという時に陥穽が待ち受けている。
投稿者 kawabata : 22:11
2005年08月21日
寄り
近接撮影について少しオボエガキ
フレクトゴンは確かに寄れる。最短撮影距離の指標は 20cm だが、ヘリコイドはもう少し回るので 15cm 近くまではいくだろうか。フードを装着している場合、被写体への接触を気にしなければならないほどだ。
タムロン SP90mm(52B)はレンズ単体では1/2倍までの倍率なので画面に写し込める領域はフレクトゴンとは大きく変わらない。最短撮影距離は 39cm なので実際にはこちらのほうが撮影はしやすい。また近距離補正が「効いて」いるのでシャープネスも良い。
マイクロニッコール55ミリの場合は焦点距離がタムロンよりも短いが、最短撮影距離が 24cm なのでやはり写し込める領域は似通ったものになる。より大きくきれいにぼけているのはタムロンだが、マイクロニッコールもそれほど悪くない。開放2.8 のマイクロニッコールであれば、ボケ量はもう少し似通うだろう。
寄れる広角として名高い Ai-s 28mm だがヘリコイドはきっちり 20cm なのでフレクトゴンには遠く及ばない。しかし解像は良い。
フレクトゴンは収差の出具合が予想を超えるところに描写の旨味もあるし、難しさもある、といったところか。乱暴な言い方をすればフレクトゴンの寄りとは接写リングやベローズで最短撮影距離を伸ばしている場合と差はなく、中心部の開放ピントはかなり優秀だが総合的な「画質」という点では近接時の収差が少ないマクロレンズに及ばない。「描写」という点で見ると、被写体の素材感によっては面白い感触に仕上がることもあり得るので、優劣はつけられない。
投稿者 kawabata : 23:38
2005年08月10日
*ist-DS
新宿マップカメラで購入。DA40 ミリとのセット価格にも惹かれたがとりあえずボディのみ。69,800円。実写に割く時間があまりない状況なので正確な把握には至っていないが、概ね好印象。シャッターユニットが *ist-D から変更されたようだが、そのせいかシャッターのキレに関しては D70 よりも落ちる。もっと言えばミラーの上下動の感触が少し気になる。ボディの軽さも影響しているかもしれないし、装着するレンズによっても差異は出るだろう。さほど大きな問題ではない。ファインダーの見えに感激するも、考えてみれば一眼レフはファインダーが命。であるがゆえにファインダーを安く作れば大きく製造コスト減につながるわけだが、廉価であってもファインダーの作りに手を抜かないペンタックスの姿勢は非常に好ましい。D70 にこのファインダーがあれば私的にはさらに望ましいが、今のニコンにそれを期待するのは難しいだろう。
カールツアィス・イエナのフレクトゴン 35/2.4 を装着。重量バランスはあまり良くないがこれは諦めるしかない。フレクトゴンは鏡胴が太いので、K マウントの電子接点がむき出しにならずに済むのは良い。M42スクリューマウントは K マウントよりも口径が小さいので、細身のレンズではそういうことが問題になる。フレクトゴンの写りに関しては、使い方を間違えなければかなり魅力的な絵を作れると言って良く、持っておいて損はない。M42 マウントカメラが欲しくもなる。ベッサフレックスを押さえておくか考え中。。
XRリケノン50ミリとSMC-A50ミリ。共に開放F2。初めての一眼レフレンズがこのリケノン50ミリだったこともあり、50/2 というスペックが私のスタンダード。25年モノのリケノン50ミリはいい加減ガタが出そうなものだがいまだにしっかりしている。久しぶりのKマウントで活躍の場ができた。SMC-A50ミリも15年ぐらい前に新品で購入したモノ。解像ではリケノンに劣るものの、発色が良く、逆光に強いのでカラー仕事ではよく使った。似たような焦点距離ばかりになるが、43ミリリミテッドを導入予定。
投稿者 kawabata : 22:39
2005年07月30日
Leica MDa
時間がたつほどにルサールを気に入る毎日。M4 に装着して気分良く撮影しているわけだが、目測撮影なので本当は M4 ではなくベッサT あたりで丁度良い。しかし以前に記したようにベッサシリーズではレンズ後端がボディ内部に接触するため無限遠の位置にヘリコイドを回せない。バルナックのほうがバランスが良いし、当然ボディ内の抵触もないわけだが、手持ちの IIIc ではフィルムマスクの関係もあってコマ間隔が密になりすぎてラボで嫌がられてしまう。。。
色々考えた末に科学撮影用途に供給された Leica MDa を御徒町喜久屋カメラで購入。ボディ前面にほとんど問題にならないへこみ(Rマーク付近)があるため良いコンディションの割にはかなり安く手に入った。勢いづいてフォクトレンダーの外付け21ミリファインダーも購入。これは輸出用で通常国内販売は行われていないものだが、銀座レモン社では 入手可能。M4 をベースにしているので操作感触は馴染みのあるものだが、巻き上げレバーのみ M3/M2 タイプになっているので、急いで巻き上げようとするときはやや不便。しかしながら距離計、フレームセレクターレバー、セルフタイマーが省略されているため、ノーマルの M4 と比べると相当に軽く感じる。ルサール自体が軽いレンズなのでとてもバランスが良い。ますます稼働率が高くなりそうだ。
投稿者 kawabata : 20:09
2005年07月26日
D200
米国特許番号を取得したと伝え聞こえてきた。いつどういう形で出るのか。アウトラインを確認した後に他機種を物色ということになろうか。
投稿者 kawabata : 23:15
2005年07月10日
ルサール(PYCCAP) 20mm
レンジファインダー用ロシアンレンズとしてはプレミアがつく一方のルサール 20mm/5.6。もう少し安いときに手に入れる予定だったが機を逃したため数年様子見だった。先般秋葉原のにっしんで久しぶりに実物を見てにわかに欲が出た。その出物はレンズのみ(専用のファインダーが本来セットになっている)の委託品で妥当な価格がついていたが、シグマ 30mm ニコンマウントの発売前でもあったため衝動買いは避けた。数日後銀座三共カメラで見つけた玉はやはりレンズのみ。しかしながら「買う気になる」値付け。フィルター枠が高めのいわゆる後期型で当たりはずれが激しいとされるタイプだが思い切ってみた。
単体での姿。といっても比較するものも写していないのでわかりづらいか。兎に角軽い。左手にレンズ持って、右手でカメラ(G2)を持って楽々撮影できるほど軽い。
試写は初めはベッサ T、次にベッサ R3A。ファインダーは製造元不明の怪しい21mmを付けてみた。倍率が高くないので眼鏡越しでも画面のけられが少ない。いずれはフォクトレンダーあたりの 21mm ファインダーを付けてみようと思う。
対称型超広角の宿命でもある後玉の飛び出しがベッサのボディに当たってしまうため、無限遠までピントの送り出しができないことから今現在はライカ M4 に装着している。風説によれば個体によってはヘキサー RF あたりだとボディ内部に抵触しないという話もあるが、スーパーアンギュロンと同様に通常露出計内蔵の機種では簡便に使うのは難しいと考えた方が良いだろう。
せっかくなのでニッコール 2.1cm を装着したニコン F2 と並べてみた。ニッコールがいかに薄型であってもミラーボックスが出っ張る一眼レフではレンジファインダーとはボディの厚みの次元が異なる。まあ厚みがなさすぎて構えに気を付けないと指が写りこんでしまうが、重量79gという軽量もあわせ非常に軽快で気に入っている。肝心の写りの点も危惧していた片ボケもなく、巷間言われる〈前期型はシャープネス重視、後期型はトーン重視〉を地でゆく撮影結果でまずまず満足できる。シャープネスはニッコールがあれば良い。コーティングのないレンズ面もあるためだろうが、フレアやゴーストに関してもかなり気を使うが、私が生まれる前の設計だと考えてみればむしろ良く写ると感心するばかりだ。
投稿者 kawabata : 22:32
2005年03月20日
サイズ
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左の写真はレトロフォーカスの Ai ニッコール 20ミリ (左) と対称型の ニッコール-O 21ミリ (右) 。通常一眼レフでは、ボディ内のミラーに干渉することを避けるため、レンズマウント後面より後玉が出ているレンズ類は装着できない。そのため極端にレンズ後玉が出っぱることになる対称型構成の ニッコール-O 21 ミリを装着するにはミラーアップしなければならない。それはもはや「一眼レフ」ではなく、しかもピントは目測となる。そのコンパクトなサイズは捨てがたいが、利便性の上では不利な点も多い。右の写真は 35ミリ / F2 レンズの比較。Ai-s ニッコール 35ミリ/F2 は非常に優秀なレンズだと思う。しかしながらズミクロン 35ミリと比べるとあまりに大きい。複数台持ち歩く時にはどうしてもレンジファインダーを選択してしまう。
投稿者 kawabata : 21:30
2005年03月02日
カメラ2005年3月の様子
銀塩が増殖中。落ち着いて数えてみる。
Nikon F、FTn、F2、F2AS、F3HP、F3P。
Voigtlander BESSA-T、R3A。
Leica IIIc、M4。
うーん。
まあライカが増えていないのでまだバランス感覚はあるか。
仕事のストレスで増えたとも言えるが、
中古カメラが安くなってるからつい、
というのもあるな。
特にニコンはお安くなっております。
おひとつどうですか?
投稿者 kawabata : 14:37
2005年02月01日
CONTAX RTSIII 生産終了
♪メーテル〜またひとつ星が消えるよ〜♪ という気分だなぁ。
すでに昨年末の段階で、フラッグシップを除いた銀塩一眼レフのラインナップはほとんど全滅状態にあったような気がするが、RTSIII だけはディスコンティニューではなく、そこに一縷の望みをかけていたわけだが、とうとうヤシカ・コンタックスも終わってしまった。N シリーズの失敗が影響したのであろうか。
コンパクトカメラにおいては CONTAX ブランドを堅持するようなので、これはひどく中途半端な存在になる。やはりツァイスイコン・コシナに期待するか。。。とはいえ「使い捨て」値段で RTSIII が出回るのであれば短期に使ってみたいとも思う。プラナーはやっぱり否定しがたい魅力がある。いざとなればマウントアダプターでレンズは生かせるし。
http://www.kyocera.co.jp/prdct/optical/news/discontinue050201.html
プリンタのインクを買いに帰宅途中で上野ヨドバシ。元々デモ機が少ないので売り場を覗くことは少ないが、コンタックス銀塩機がどうなっているか気になったので少し寄ってみる。すでにヨドバシの Web サイトで確認はしていたが、店頭でもNシリーズ以外はデモ機はなかったので、せっかくだから N1 と NX を触ってみる。NXは意外にピント合わせは容易だったが、デモ機がシャッター泣きを起こしているあたりが、N シリーズの行く末を予感させる。おそらく春先には動きがあるのではないか。
プラナー50ミリはツァイス・コシナのブラックが2月に出荷予定なので、それを待ってからどのプラナーを入手するかを決める予定。ただ、ヤシカ・コンタックスマウントのツァイスレンズの新品が量販店から消えているので、ツァイス・コシナを見極めてからではヤシコン・プラナーの新品で買うには少し遅いかもしれないが、まあこれは中古でもいいような気もしてきた。Aria の程度の良い中古はまだ手にはいるかな。RTSIII は諦めました。
投稿者 kawabata : 16:24
2005年01月25日
Voigtlander BESSA-T
これも年末に購入。オリーブドラブ色限定モデル。500台ずつ4色で2000台というやつだ。新たにレンズ(ノクトン・クラシックSC)を購入したので装着した様子を撮影。このレンズについてはいろいろ試してから報告する予定。
フジヤカメラにずいぶん長いこと陳列されていたので、よほど人気がないのだろうなと思いつつ、アメ横カメラにあるデッドストックと天秤にかけて、悩みつつ入手。諦めていたことだがシャッター音の大きさは慣れるのに時間がかかりそう。トリガーワインダーは同色の中古を新宿のマップカメラで。実はカメラ縦つりをしたいがために BESSA を購入したのでカメラの出来には目をつぶる覚悟だったのだ。
距離計は非常にクリアでピントは合わせやすく、バルナックライカと比べれば相当に良い。安心して 90ミリ以上のレンズが使えそうな雰囲気。アポランター90ミリを使ってみたくなる。限定モデルのため同時に装着されていたへリアー50ミリは、何とも評価のしにくいレンズのため、これを手放してアポランターという手もあるが、ファインダーを別に用意する必要もあるので、しばらくはこのまま使ってみることにする。
投稿者 kawabata : 21:51
2005年01月08日
Nikon D70
ソフマップで購入。89,800円。実は昨年12月に入手したが忙しさもありほとんど使用していなかった。
年始に少し時間ができたので東京、千葉、埼玉を撮影して回ったのだが、その際にも携行したのは1回だけで、愛用しているズミクロン50ミリよりも安いその販売価格につられて買ってしまっただけで、どうもまだ真剣に使う気になれない。とりあえず厳密にファインダーを見極めてみようと撮影してみたハト(LINK)。RAW で撮影したがほとんど無加工。リサイズもしていない。JPEG 圧縮率 80。Ai ニッコール 105ミリ f2.5 で絞り開放、1/250 秒。このくらいの撮影距離でピントはぎりぎり帳尻があるくらいで、やはりかなり厳しい。使い勝手の良いレンズを探すのに苦労しそうだ。蛇足だが、銀塩では不足ない 105 ミリだが、デジタル使用では解像力不足を実感する。所有のラインナップも検討が必要かもしれない。
投稿者 kawabata : 21:58
2004年06月27日
Leica M4
写真ではわかりづらいが、トップカバーのファインダー付近に目立つアタリがあり、そのため相場よりもかなり安く買った M4 (119万台)。
シャッターはポジ使用でなければ実用上問題ないレベル。ファインダーも対物ガラスに微細なスレ、内部のガラスに良く見ると極小のバルサムはがれが2箇所ある。撮影上はまったく気にならない。むしろあまりにきれいな M4 では使うのがはばかれるのでこのくらいがちょうど良い。レンズはズミクロン 50 ミリ(3代目)。現行のレンズフード内蔵モデルの一つ前のもの(光学系の構成は同一のようだが、硝材やコーティングはわからない)。本当はM4時代に作られていた2代目ズミクロンが望ましかったが、経年変化が著しい固体が多く、絞りリングが指標とずれているものでも意外に高い値がついているため、知り合いから3代目を譲ってもらうことにした。ストラップはコシナ・フォクトレンダー。A&A の OEM っぽいがオリーブのストラップが欲しかったのでこれで納得している。シャッターボタンのソフトレリーズは Nikon 製。普通は Leica 用のあまたあるボタンからチョイスするだろうが、個人的にはこれで十分。M型を導入するのはもう少し後にするつもりだったが、実用Leicaの相場は明らかに下がっており、抵抗なく買える価格になっている。レンズに関してはまだ高値安定なので、しばらくはこの組み合わせで。
投稿者 kawabata : 22:05
2004年05月13日
LeicaIIIc
前玉がきれいな割に安かったズミクロン50ミリ沈胴。レモン社で委託品を購入。ハクバの安価なフードをつけたらファインダー視野がかなりけられてしまうのでフォクトレンダーの50ミリ単体ファインダーをつけた。中玉のくもりをとるためにスキヤカメラでのオーバーホールを依頼した後の状態。片ボケは大体傾向がつかめたのであまり気にしないことにした。
投稿者 kawabata : 01:07 | コメント (0)
2004年03月21日
Nikon F
我が家にブラックのFがやってきました。以前プロの友人から1年ほど借りて使っていたモノで、その時も譲ってもらうつもりだったのですが、当時の仕事用途に合わずやむなく返却。メカシャッター機がほしくなり再度打診したらほとんどタダ同然で放出してくれました。S2の件でふっかけられているからサービスのつもりかな? 最後にオーバーホールしてから10年ぐらい経っている個体なんですが、けっこうしっかりしています。装着レンズはニッコールオート28ミリf3.5(IV型)。最後期(V型)ではマルチコーティングが施されていますが、これはモノコート。でも逆光には比較的強いと思います。開放から鋭いピントが来ますが、最短撮影距離が60cmのため使い勝手はそれなりです。
投稿者 kawabata : 18:05 | コメント (0)
2004年01月04日
ストロボのシンクロ
ストロボのシンクロには大まかに「日中シンクロ」と「スローシンクロ」がある。前者は日中明暗差の激しい被写体、たとえば逆光でのポートレートなどで背景の明るさに合わせて被写体の明るさをストロボで調整するシンクロのこと。後者は夜景などの、被写体よりも明らかに暗い背景で撮影するときに背景が暗く落ちすぎないように被写体のストロボ露光を調整する。両者のシンクロは背景が被写体よりも明るいか暗いかで使い分けるモノということになる。平たく言えば日中であっても背景が暗い場合はスローシンクロの範疇になる可能性もあるということだ。
[日中シンクロ]
TTLオートストロボでは、まず絞り優先AEかマニュアルで背景の明るさを測り、シャッタースピードがX接点になるような絞り値を探す。そして、その絞り値より1?2絞り開けて撮影。外光式オートでも絞りが数段階に変更できるモノなら「開いた絞りに合わせてストロボのオートレベルを切り替えれば良い」。


と、書いたが、用意した作例はすべてレンズシャッターカメラのためX接点が存在しない。内蔵ストロボならばほぼ全速同調なので上記の方法を使うことはほとんどない。背景の露出をマニュアルで設定し、ストロボの外光式オートで同じ絞りを選ぶ。マニュアルストロボなら設定した絞りでの調光範囲内の距離から発光させれば結果は同じ。作例では実際の天候よりもかなりアンダー目の露出にしているが、良く晴れた日の逆光ポートレートでは背景の明るさはオーバー目にしたほうが綺麗。特に大口径レンズではボケを活用したい。(この露光状態からカメラ側の絞りを開けていけば背景は明るくボケてくれる)。
[スローシンクロ]
シャッター優先AEかマニュアルで背景を測光し、シャッタースピードを色々変えて、絞りがF5.6?11程度になるようなシャッタースピードでストロボ発光。大ざっぱに言えばスローシャッターでストロボを発光させるのでシャッタースピードによっては背景はぶれる。夜景などでは三脚などが必要。逆に「暗い場所で流し撮りでスローシンクロ」という具合に背景をわざとぶらし被写体だけを浮かび上がらせるという表現もありえる。



左はストロボ非発光。中はマニュアル露出で外光式オートのスローシンクロ。右はプログラムAE+内蔵ストロボでのシンクロ。機械任せでも大きな差はないが、最新の機種以外では背景の明るさによって大ハズレになる可能性もある。



室内でのスローシンクロ。作例左のように室内光の影響で色かぶりがあるとする。中はPhotoshopで色温度を補正したモノ。これで十分な場合もある。右はストロボを発光して被写体のみ色かぶりを除去。調光のさじ加減で室内の雰囲気を残しつつ汚い色かぶりを取る。これは被写体次第でさまざまなパターンが想定される。なおこの作例では室内光と被写体の間に乳白アクリル板を置いてディフューズ(拡散)をしている。
どちらのシンクロも微妙なさじ加減で多様な表現が可能のため、このシチュエーションならばこう、という法則は存在しない。表現意図に合わせて工夫をすることが大事だ。デジタルではトライ&エラーが簡便なので非常にありがたい。
投稿者 kawabata : 16:39 | コメント (0)
2003年12月30日
ミニ三脚
愛用のミニ三脚2本。左はライカ三脚。自由雲台はスリックの安いヤツ。三脚自体はとても頑丈で平均的なブローニー程度なら支えられます。余裕があればライツの自由雲台をおごりたいところです。右はマンフロット。UNのスレーブユニットを介して主に小型ストロボを載せてます。こちらはきゃしゃな見た目通り強度はそれなりですが、かなりのローアングルになるので使い勝手は良いです。軽いので携行しても負担にならないのも利点。スローシャッターを切るとき胸に当てて使うこともあります。
投稿者 kawabata : 18:35 | コメント (0)
2003年12月23日
ファインダースクリーン
以前にF3とF4を併用していたころにも施していたちょっとした工夫。F3のスクリーンはピントの山をつかみやすい優れたモノだが、少し開放値の暗いレンズでは夕方などに見えづらくなる。そこでF4用のスクリーンをF3のスクリーン枠に換装して使っていた。F4のスクリーンはAF使用のため中央部にピント合焦位置の枠があるのが少しじゃまだが、F3にやや劣るもののピントはつかみやすい。
交換は00番のプラスドライバー(いわゆる精密ドライバー)があれば簡単だ。写真(LINK)の4本のネジを外しスクリーンを入れ替えるだけ。NikonのSSでも一時期この交換サービスをやっていたように思うが今はどうだろうか。
投稿者 kawabata : 19:41 | コメント (0)
2003年12月07日
RAW
実はキヤノンG2を購入してからRAWモードでほとんど撮影していない。印刷を前提としていない撮影が多かったことがその理由でもあるし、RAWの後処理の煩雑さを嫌ったこともある。何よりG2のJPEGは非常に素直な描写で、ラチチュードは確かに狭いが、Webサイトで表示させることが目的ならば大きな問題にはならない。ちょうどRDPを2段増感したぐらい、あるいはRVPのハイライト側のラチチュードを想定して撮影すればさほど苦しむこともない。
ちなみにワタシが今までWebで公開したG2による撮影画像(通常1600×1200か1024×768で撮影)は、AdobeImageReady7Jでリサイズ加工し、ほとんどないがアンシャープマスク(50%・半径1ピクセル)をかけるだけで色調補正なども特に行なっていない。厳しい撮影条件で撮影することがないので修正の必要がないということだ。オートホワイトバランスは少し怪しいのであまり使ってない。
G2の液晶の色調あるいは露出表示はそれなりに正確でもあるし、ファインダーのパララックスにも慣れ、露出計の精度自体も把握できた(段階露出もほとんどしません)。ワタシの場合、失敗の原因はほとんどの場合ピントにある。こればかりは一眼レフにしないかぎり克服できないだろう。
投稿者 kawabata : 11:40 | コメント (0)
2003年11月30日
ブツ撮り
上下光源による撮影。光源は上から400Wの8分の1をライトボックスで。下からSB-24を24ミリズームで16分の1。この時マンフロットの卓上三脚はそのローアングル性によりとても低い位置に発光部を設置できる。ライツの卓上三脚のような剛性はないが一本あると便利。撮影台は自作(乳白アクリル3ミリ板に、ホームセンターによくある組み立て式の木脚。取り付けは蝶番ボルトなので使わないときはバラして格納)。全体の様子はこんな感じ(set.jpg)。ついでにF3も撮ってみた(MD4付きのF3HP)。F3のモーターはとても重いモノだが、ホールディングは格段に良くなる。
投稿者 kawabata : 18:39 | コメント (0)
2003年11月01日
ステレオ写真
旭光学のステレオアダプターをG2に装着して撮影。
ズームレンズでステレオ写真を撮るのはむしろ難しい。 ピントもオートでは合わせにくい、というより合わない。 しかしデジタルで気軽に撮影できるのは素晴らしい。 ワタシが所有しているアダプターは「ASAHI PENTAX」のロゴを冠しているモノで、忘れるくらい前に新橋のカメラ屋さんでデッドストックを安く譲っていただいたモノ。現在販売されている製品(LINK)とは違い、フィルター径は52ミリ(現行品は48ミリ)。ニコンレンズは52ミリがスタンダードなのでこのほうが便利。G2の場合もステップアップリングで52ミリに合わせてある。
投稿者 kawabata : 02:51 | コメント (0)
2000年11月25日
カメラ1
世間ではiMacだiBookだG4だってことになったりしてますが、ここのところ自分のところのコンピュータはほとんどトラブルもなく平穏な生活を送っているので、デジタルな関心が低くなるだけ低くなっております。
結局、仕事以外でコンピュータを立ち上げることが少なくなって、必然的にWebの更新も滞りがちになっています。ここまでは言い訳。
「色彩王国3」では、作家取材での作業の手元撮影にはじまり、画材紹介のページなど作ったモノですから、大量の画材をブツ撮りすることになってしまいました。で、当然手持ちの機材では用をなさなくなり、泥ナワに揃えた機材がその役目を終えて、コタツのうえに乱雑に放置されています。
新規に購入したもの、要メンテナンスで死蔵していたモノの復活などにかけたコストは、あまり計算したくありませんが、50万ほどになっているようです。
以前もう少し頻繁に撮影の仕事をしているとき確保してあった機材は、貧乏の果てに大半を手放して、寂しい反面、大量の真っ黒い物体が部屋から消去されて、ある意味ほっとしたのも、これもまた真理。
現在7台のボディと12本ほどのレンズがあるんですが、これから使い道があるかどうか。考えるとちょっと憂鬱な気分です。12月1日に発売されるフォクトレンダーの単体露出計を購入するためにいくつか手放した結果コレです。
全部実用機ですから、持っていて楽しいモノでもなく、フィルムを通してナンボの代物なので、困ったモノです。参考までに機材を簡単に列記しておきます。これから写真を「やる」のだとお考えの向きは注意してください。すぐにこのくらい増えますよ。
[ボディ]
ニコン F-801s(メインの2台)、同 F4E(ずっと死蔵していたモノ、バックアップ用)、ライカIIIC(戦後型49万台)、キヤノン NewF-1(AEファインダー2台、単三モードラ付きとポラバッグ付)、マミヤM645 1000S(ウエストレベルファインダー)
[レンズ-ニコン]
Aiニッコール20ミリF2.8、35ミリF2、50ミリF1.2、オートマイクロニッコール55ミリF3.5、ニッコール85ミリF1.8、シグマ28ミリF1.8、タムロンマクロ90ミリF2.5(初期型)
[レンズ-キヤノン]
NewFD35ミリF2、マクロ50ミリF3.5、タムロンマクロ90ミリF2.5(2型、FDマウント)
[レンズ-その他]
ズミタール50ミリF2(ライカ)、セコールマクロ80ミリF4(マミヤ)
[ストロボ]
コメットツインクル400W(AC電源一体型?コメットのソフトボックス装着)、ナショナルPE-560MG(グリップタイプ?サンテックアンブレラ装着)、ニコンSB-24(クリップオン3台?ルミクエストのソフトボックス装着)、ニコンSB-15(クリップオン2台?旅行用)
[三脚]
マンフロット190B(メイン)、同055B(重いので最近はほとんど使わない)、ハスキークイックセット3段(10代のころから使っていたモノでガタガタ)?雲台はすべてマンフロット352RC
ボディはほとんどオートフォーカスなのにレンズは逆にほとんどマニュアルなので、とても使いづらい構成になっています。最近のAFニッコールDレンズはキレもあるしいいんですが、高くてね。だからF3P2台で使っていたときのレンズセットをいまだに使っています。
NewF-1は10代のころから使っていてとても信頼のできるカメラですが、メーカーのサポートもなく、今はポラ使用のためのレンズ構成です。でも最近、近所のカメラ屋で新品のボディを数台発見して、心が揺れ動いています。
ズミタールは半斜光でも盛大なフレアが出る大変なレンズですが、条件を考えてうまく使えばズミクロンと同様(ちょっと大げさか)のすばらしい描写力を見せます。
今回の仕事のために入手した(結局スタジオで三日ほどアルバイト)コメットのストロボは使いやすくて気に入ってます。
実はライカ以外はなくなっても困るものじゃないんですよね。だからフォクトレンダーの露出計を入手できたら……実際取材で使うのはボディ2台、レンズはシグマの28ミリ、各社の50ミリ相当のマクロ、タムロンのマクロ90ミリだけですから。
投稿者 kawabata : 15:07 | コメント (0)
2000年06月23日
デジカメ
IXY Degitalをならってかどうかは推察できないが、各社200万画素クラスの普及機が揃い始めた。この潮流は歓迎すべきものだろう。
300万画素クラスの立場はどうなる? ということにもなるが、心配しなくても400万画素が続くだろう。もて余しそうな高画質を敬遠する向きは今後増えるかも知れないが、高解像への飽くなき欲求はとどまることはない。
さて、キヤノンの旧最高機種EOS-1n、そしてニコン現行最高機種F-5、おのおのをベースとしたプロフェッショナルユースのデジタルカメラがコダックを経由して世に出ることになる。
当然といえばそれまでだが、価格はやはり超弩級。ニコンD-1やキヤノンEOS-D30などの「躍進」ぶりを受けて「銀塩からデジタルへ」とうそぶいてみたところで、ハイアマチュアには大儀なボリュームであることは明白だ。
ま、それでも安いとは思うけどサ。
投稿者 kawabata : 08:42 | コメント (0)
2000年04月11日
レンジファインダー
西方に見聞を広めにいった際、観光客のほとんどはなぜかNikon、ワタシはCanonブランドが席巻しているものと考えていたのだが、実際のところどうなのか。
そして、昨今数カ所で桜の撮影にいそしむ愛好者を散見したわけだが、やはりNikonだ。もちろんCanon、ついでPentaxともなるが、いずれにせよ、レンジファインダーなる旧式の機械を利用している趣味人にはほとんど出会わなかった。もちろんここで記しているブランドは35ミリフィルム使用のカメラであって、ブローニーサイズのいわゆる中判カメラに関してはその限りではない。もちろんその場合は富士フイルムの最新機種が席巻しているわけだが。
いや、レンジファインダーはスナップ写真にこそ、その真価を発揮する。そんなことはいうまでもないが、風景写真を含めた記念写真的用途というのは、今も昔も需要の大半を担っている。その局面で使用されていないレンジファインダーがカメラ雑誌、書籍を賑わしているのはなぜなのか。
もちろんクラシックカメラブームなるものが興隆した結果、ニーズが再復活したということもその理由だろうが、しかし実際にそのニーズを現認することがなかなかできない。
LeicaM型が登場したことによる、国内メーカーがレンジファインダー製品からの撤退、その後のメーカーの品質向上努力の結果、現在の一眼レフ市場があり、またその一方でレンジファインダーのスピンオフともいえるコンパクトカメラ市場、そして先祖返りとも言えるレンズ付きフィルムの登場と、各自が「求めてきた結果こうなっている」わけで、とすればレンジファインダーも時代の要請なのか?
もちろんそういう見方も可能だ。現行の一眼レフに魅力を感じないユーザーが増え、金属信仰を持つ若いユーザーが旧式の一眼レフを有り難がる、こういった流れと同調していることは間違いない。浅田彰氏が看破した「J信仰回帰」なるものの正体と関係が浅からずとしても、現実は現実だ。
少ない例だが、最新レンズの優等生的性能に飽き足らないプロカメラマンが、およそ時代遅れの一眼レフを「仕事」に使うという場を何度か目にしているワタシは、それ自体は容認できる。なぜなら彼らは最新一眼レフを使用した結果生じた何らかの「不足」を、古い技術によって補足しようとする場合が多く、逆に言えば、その古い技術が解決できない局面では、迷うことなく最新の機械を使っている。デジタルさえも厭わないのが現実なのだ。
古いから、新しいから、ということにはほとんど関心がない。こういった冷徹な判断を範にするのであれば、そう間違った道に迷い込むこともないのだが、残念ながらトラップを仕掛けることに長けたマスメディア、あるいはプロパガンダを生業とするカメラライター諸氏の美辞麗句に翻弄されてしまう哀れな子羊は後をたたない。
初めに需要ありきの時代でないことだけを肝に命じておくことだ。マスメディアで華々しく取り上げられたからと言って、それはマスメディアなりが関心を持つ、マスメディアにとって有用な商品だという以上の意味はなく、消費者のために作られたなどということはほとんどない。少なくとも銀塩カメラにおいては。
何度も書いていることだが、プロユースをなぞってきた歴史を考えれば、デジタルカメラの発展こそ誰も望んでいることで、銀塩カメラをいまだに使っているワタシにしても、それはしかたなしに使っているだけで、利便性を考えればデジタルカメラが早いトコ熟成してくれなきゃ困るのだ。
だって今の一眼レフは中途半端なのだ。換言すれば限りなくデジタル的なのだから。銀塩じゃなくても全然困らないでしょ。
投稿者 kawabata : 12:55 | コメント (0)
2000年02月23日
Nikon S3
Nikonが出そうとしているのは、SP(Nikonレンジファインダーの最高峰)でもなく、S2(SP登場以前のNikonレンジファインダー普及機)でもなく、SPの廉価版といえるS3の復刻限定モデル(復刻というよりは2000年春夏技術による再生産とするべきか)。巷間では50万とも60万とも言われている販売価格。当然、当方には関係のないハナシになっちゃいますが、きっと予約完売のパターンだろうなあ。この販売が機となっているかは知りませんが、Sシリーズの修理がNikonで再開ってハナシ(未確認)に関しては、ちょっとだけS2がほしい心に響いてきます。
投稿者 kawabata : 13:38 | コメント (0)
2000年02月01日
400万画素
3月に向けて各社300万画素を超えるデジタルカメラを投入することはすでに伝えた通りだけど、富士写真フイルムは一気に400万画素オーバーのスペックで勝負するようだね。しかも3月1日発売ときたもんだ。
一般消費者向けの「FinePix4700Z」(432万画素)では、そのややオーバースペックな画素以上に、CCD配列が「ハニカム」(蜂の巣)形状になっている(そしてその形状は8角形だ)ことを強調したいようなんだけど、そもそも150万画素時代から、普及機用のCCD自体の性能を完全に引き出しているとは思えないので、実際のクオリティはどうだろうなあ。
最大2400×1800ピクセル(重そう)ですからね。ちょっとぐらい画質がアレでもいいのかな。ていうか以前の弱点が克服されていたらまたもや一人勝ちだよ。128,000円て値段も画素割合で言うとすごいぞ。
同時発表で600万画素のプロ向け商品「FinePix S1 Pro」(613万画素・6月発売予定)もあるんだけど、こっちはNikonF-60Dあたりをベースにしているので安っぽさはぬぐえない。しかしながら、ニッコールマウント採用(当たり前)てのは少しだけ面白い。価格が40万円台を目標にしているようなので、かなりイイ感じ。ただし、Dタイプのニッコールを使用しなければ何かと不便だろうから、ワタシが手を出せるようなモノではないかな。
とはいえ確実にダウンサイジングは進んでいる。したがって利便性を追求する分野でのデジタル普及は思いのほか早いかもしれないね。
投稿者 kawabata : 13:55 | コメント (0)
2000年01月24日
レンジファインダーの興隆
以下、写真を撮ることよりカメラを操作することが好きな場合には当てはまりません。
20日に発表されたBESSA-R、また35ミリレンジファインダーカメラ(距離計連動式カメラ)の新式が登場したわけだけど、昨今のこの流れはどうだろう。
「カメラ年鑑」を横目で見れば、ライカM型をのぞく、そのほとんどが1眼レフというのが数年来の常識、もう少し言うなら、35ミリカメラでの技術的興味関心は1眼レフ、そしてオートフォーカスを中心とした「自動化」にあった。
プロあるいはハイアマチュア向けとして、目的別に特化した製品を出しやすい中判以上のカメラ市場ならばともかく、どちらかといえば、利便性のみを追求することに終始してきた35ミリにおいてのこの変化は? 乱暴に、プチ「印象派」指向とでも言ってみることにしよう。
メカニカルだとか、マニュアルだとか、数年頻繁にカメラ誌上で用いられるタームはすべて同じ根底に支えられている。「撮らされる」のではなく「撮る」ということらしい。「手ワザ」を感じさせる「写真」がいいらしい。しかしよく考えてみよう。いずれにしても、機械が介在していることに違いはなかろう。
「シャッターチャンス」「構図」「明暗」この3要素が、写真を構成している。そして、機械が助けてくれるとしても、その割合は高くはない。
この伝に従うと「何で撮ってもよい」となる。「画質」の差こそあるだろうけどね。だから全自動カメラで撮っても主体は撮影者にある。撮影条件によっては自動ってのがダメなのはわかるけど、かといってマニュアルがすべてではないわけだしね。「偶然性」「一回性」は全自動であっても発生するはず。
写真の「質」を「画質」と言い換えることによって拡充してきたのはテクノロジーの方便にすぎない。「だれでもキレイな写真が撮れる」云々。その流れがほぼ高度を達成し、確かに誰でも写真は「撮れる」ようになった。で、あるなら、次はそのテクノロジーを土台にして、質を求め工夫すればいいんじゃないかというと、実際はそうなっていない。
だって撮るのが難しい時代のカメラに逆行しているんだもの。それで「シャッターチャンス」「構図」「明暗」には相変わらず注視しないんだもの。それじゃあ繰り返しじゃん。
レンジファインダーはスナップには最適っていうけどホントにそうかな?
木村伊兵衛氏が、ライカあるいはレンジファインダーニコンを使っていたからっていうのを根拠にはできないぞ。あの時代の信頼できるメカニズムとしてレンジファインダーを使っていた、最新のメカニズムを信奉するというプロフェッショナルユースに忠実だったってことじゃないかと思う。
ニコンFだってそう。壊れないカメラがほかになかったからじゃないの?
ある種の制限が「作品」制作上で功を奏するってのは、確かにあるとは思うけど。結局マニュアル、メカニカルってのが実は「面倒」だし、実際は撮るのが「難しい」ってことを知らない世代が購買層になっているだけ。音楽と一緒。
今を否定することが過去も否定することだってことは開発者なら自明。だから過去の再生産は苦しい。だったらライカみたいに同じの作ってりゃよかったのにねえ。そのライカにしたって本当に売りたいのはRタイプ(一眼レフ)だろうけど。
どうせなら組立暗箱までいけば「手作り」感は増すと思うがどうだろう。現像もプリントもやってみようゼ。でも、そこまではいかない。みんな「管理された安全な自然」が好きだから。楽はしたい。
ワタシだったらもっと楽なほうがいいなあ。「一回性」なんてクソくらえだ(失礼)。
同様に考えているヒトはみんなデジタルにいってるし、プロフェッショナルユースは間違いなくデジタルに移行している。やっぱり失敗できないからね。
で、「プロが使っているから」をお題目にデジタルにみんな移行するかなあ。ワタシが関心があるのはその辺ですね。写真学校での教え方も気になるなあ。
蛇足→スクリーントーンだってデジタルみたいなもんでしょ。で「削り」が「工夫」にあたるわな。大事なのは「デジタル」における「偶然性の埋め込み」なのだ。単なる過去の援用じゃあ芸がないよ。
投稿者 kawabata : 14:28 | コメント (0)
2000年01月03日
インテンスクリーン
Nikon F-801Sには「2絞り分明るくなる」が謳い文句のインテンスクリーン(方眼マット)を装着している。F-801Sのスクリーンは平均よりも暗いので、コレはとても有効なのだが、反面、方眼線が太くて目ざわり感が高く、またF3やF4純正スクリーンと比べてもピントの山がつかみづらい。とはいえ、開放値がさほど明るくないレンズを多用する身としては、このファインダーの明るさは捨てがたく悩むところだ。ちなみに、現行1眼レフではペンタックスLXのファインダーあたりが、純正ファインダーとして最高の部類に入ると考えています。
[追記]
開放f値が1.4を超えるような明るいレンズを常用するボディでは、インテンスクリーンを使用しないほうが良いかもしれない。ボディ測光でない機種の場合、TTL測光は概ねスクリーン上の明るさを計ることになるので、インテンスクリーン装着状態では正確さを失うことになるからだ。
投稿者 kawabata : 14:39 | コメント (0)
でかいカメラ
全高の高いカメラボディは、ワタシの手にはしっくりくるし、重量がブレをある程度防いでくれる。反面、ファインダーを覗いているとき吐く息でボディに水滴がついてしまうのが難点。やっぱり携行性も含めてコンパクトなボディが外では活躍する。というわけで、最近は仕事で使うNikon F-801Sで動物撮りも。ちなみに、カメラボディとモータードライブが分離できる機種の場合、水滴がモータードライブとの接合部につくことによって、何らかのトラブルが発生してもおかしくないと考えておきましょう。
投稿者 kawabata : 14:35 | コメント (0)
1999年12月21日
材質
ドラマや映画の登場人物がカメラを持っているのも時代の趨勢か。構えがしっかりしているモノは少ない(GTO映画版ほか多数)。さておき、「金属製のカメラは冬冷たい」ってことを最近思い出しつつあったり。極寒の渦中、フィルムが凍ったりするほど低温度になってしまうから、少しでも電池の使うカメラは「ヒーター」つけたりするわけで、樹脂でおおわれたカメラの利便性をやはりありがたいと感じます(F-1よりもT90のほうが低温特性は上ってハナシ)。F3よりF4の優れている点はそこだ。しかし決してドラマに登場することはない。いんちきな回顧信仰は反動であって、保守ではない。関係ありそうだが、iMacのとっ手がとれてしまうのはいやな符合だ。
投稿者 kawabata : 14:44 | コメント (0)
1999年12月06日
光を読む
太陽を背中にしょって撮影する順光撮影は、記念撮影(あるいは証拠撮影)的用途ならともかく、立体的に写真撮影することはできないので、できるだけ避けてみよう。完全逆光での撮影はカメラの露出計、そしてレンズの性能によって出来上がりが左右されるので、これも難しい。したがって斜めから光が入る「斜光」条件での撮影に挑戦してみよう。フジカラー「スペリア」のCM中に登場する写真は大いに参考になる。
[追記]
例外的に順光撮影が良い場合もある。コーティングが不十分でフレアが強く出るレンズの場合、逆光撮影は非常に難しい結果となりやすい。斜光においても十全な「遮光」が施されていないと逆光と同じく厳しい。ただ、そのあたりの特性をうまくつかんで撮影することも醍醐味ではある。遠景は斜光でありつつも、近景に大きな影(たとえば樹木の影に自らが入る)を配置するといった工夫も考えられる。
投稿者 kawabata : 14:52 | コメント (0)
1999年12月01日
カメラ3
再三取り上げているフォクトレンダーの単体露出計が発売される日だよと思って、上野のヨドバシカメラに行くも残念ながら現物をおがめなくて消沈。財布も軽いのでまあいいかと、そこらにあるカメラをいじくる。
ビギナー向けとされているEOSKissクラスのいくつかを触ったりするわけだけど、どれもミラーショックが少なく、ピントの合焦(ごうしょう)スピードもまずまずで、たいていの場合、露出も合格点をあげられるであろうから、まずすごいことになっているなと考える。
ただ、あいかわらず各種の情報表示の認識、操作のたぐいは大変やりづらい。液晶のほうがコスト的にもいいんだろうが、パッと見て理解できるモノは少ない。ということは、しばらく使わないと操作方法を忘れてしまうということだ。つまるところほとんどの場合がWindwsのインターフェース(そして最近のMacOSも)と同様といえるだろう。
一般に初級機と言われる機種を使う平均的なユーザーは、プログラムモードのオートフォーカスで使用するのだから、フィルムの巻き上げ巻き戻しあたりの動作がわかりやすければそれでいい、みたいなメーカーの考え方が透けて見えるような作りといっては乱暴だろうか。
マニュアルカメラの復興は結局のところ、手動のカメラは何も考えずに使えば全然写真にならないけど、自動のカメラを手動で動かすよりはわかりやすい、こういう選択をしているヒトが増えたということなんだろう。
結局、インターフェースが統一されているのはコンタックスぐらいだ。象徴的だ。
投稿者 kawabata : 14:57 | コメント (0)
1999年11月27日
カメラ2
ある時期、美術出版社内ではコンタックスユーザーとニコンユーザーで勢力を二分していた時期がある。ワタシは、ペンタックスとキヤノンを併用していたが、2大勢力のいずれかにくみしたほうがレンズを借りたり何かと便利かなと思い、どちらにするか真剣に悩んでみた。
美術系の撮影では美術館や画廊での作品展示風景を撮影することも多く、レンズに求められるものは「解像力」となる、ペンタックスやキヤノンがけして劣るとは言わないが、ニコンの一部のレンズの恥知らずな解像力はやはり使ってみたいと思わせた。
いっぽうコンタックスといえば、それは精妙なトーン再現が国産レンズをはるかに凌駕し、カラーバランスも絶妙で、当時美術手帖の伊藤編集長から数回167MTを借用し、プラナー系のすばらしい描写力にうなったりもした。
ただ、今も言えることだが、重たいツァィスレンズを生かし切れるボディが少ないのがコンタックスの弱点でもあり、またときおり必要になる自動露出が、たとえばニコンあたりと比べると精度が甘い。とくにストロボを使った自動露出制御に関しては現行のキカイでもけっこうきびしい。
カラーネガ使用を前提にしているのであればそれも許容範囲だが、ポジ(リバーサルフィルム)の場合、内蔵露出計を信用すると致命的なミスを犯すこともあり、くわえてボディの強度も物足りなく、といってRTSIIIを複数台購入するのもつらい。
で、当時はニコンの軍門に下ったわけだが、今あらためて考えてみると、RTSIIIにしとけばよかったかなとも思う。どうやら当時考えられていたよりもはるかに堅牢なキカイだということが、最近幾人かの知人のカメラマンから伝わってきたからだ。ファインダーの作りもいいし。
逆にF4の耐久性のなさにあきれはて、F3Pに逆戻り、それもまた手放して結局F801Sを使っているわけだから、すで耐久性がどうという次元ではなくなっている。
一般にはF3系は耐久性に優れているとされているが、シャッターをのぞけばキヤノンNewF-1のほうが信頼性があるように思える(F3T、F3Pなどチタンカバーのボディは別)。しかしNewF-1の生産中止によって単純に比較もできなくなった。
個人的にはマニュアル機ではペンタックスのLXがかなり満足できる強度を持っていると感じたが、マニュアルレンズの縮小にともない、これもまたオートフォーカスレンズとのバランスの悪さが目立つようになり、結局は手放してしまった。
シャッターの感触ではオリンパスのOM-4もいまだ捨てがたいが、やはり肝心の強度が不足している。ちなみにニコンのFAのシャッターも、感触は最高だが、強度はあまりない。中古を買うときは注意が必要だ。
コンタックスにハナシを戻すと、仕事ではニコンなりキャノンを使うとして、個人的な使用ではツァィスレンズを使いたい欲求が高くなるいっぽうなので、RTSIIIはいずれ何とかするとして、とりあえずワタシもAriaを射程に入れてみようと考えている……早晩ではないけれど。
レンズはもちろんマクロプラナー100ミリ……やっぱり仕事から頭が離れていないか(笑)。
投稿者 kawabata : 15:01 | コメント (0)
1999年08月02日
カメラ雑考
200万画素のデジカメが2000年には広大なシェアを持ち得る、しかも業務の分野においてもデジタルの本格普及が……という予測が成り立つほど、デジカメは普及してきている。
まず最初のハードルだった「解像力」に関して、確かにサービス判程度のプリント上で破綻のない品質になっているし、価格にしてもこなれてきていることは確かだ。高級コンパクトカメラを買う感覚とそう違わない。
プリント時のサービスが整わない(デジタルにおいても最終的には自分でプリントするヒトは少数派になると思う)現在では、いまひとつ銀塩の明快さに及ばないが、大きな問題ではないはず。
レンズ付きフィルムやコンパクトカメラを愛用しているヒトにとっては、銀塩写真にこだわる必要はなくなる時代がやってくる。別段、彼(彼女)らはカメラが好きなわけではないのだから。きれいな写真が獲得できればそれでいいんじゃないか。
カメラも好きなヒトには、すでに銀塩写真用の機材に関しても不満が多いのに、ましてやデジカメは……。EOSの最大の欠点は持ったときの質感がチャチなところ。値段に見合った質感を備えていない。業務用の機材としては今でも最高峰のレベルにあるけど、その点でカメラ愛好家には実はさほどの魅力はないのだと思う(レンズはまた別の話)。
新品のときはいいけど、使い込んでいくと相応にみすぼらしくなってしまう日本の工業デザインの欠陥を見事に踏襲しているということ。これは単に外装にプラスティックを使っていることも関係あるけど、たぶんそれだけではない何かがあるんだろう。だってEOSデザインの原型になったキヤノンT90(ルイジコラーニ)はぼろくなっても意外にいい味あるもんな。ていうかあの曲面を金属で作るのは無理だからプラってことになってるんだろうけど。
実はプラスティック外装は金属外装よりも温度が下がりにくいので厳寒下でもフィルムが凍ったりしないし、その分軽いから実用的なんだけどね。強度はあるわけだし。売れないカメラは作らない、技術重視のキヤノンらしい選択(笑)。
だからキヤノン的な方向性のデジカメが普及して、いずれプロの多くが使うようになるだろうことは間違いない。そのほうが実用的だし。カメラが好きなんてのは主客が転倒していることは自明なわけだけど、そういう金属執着系のヒトが満足できるデジカメはたぶんすっごく後になって登場することになるんじゃないか。
今10代20代のコが70年代80年代ぐらいのカメラに関心があるのは、回帰ムーブメントが作用しているだけで、一時的な現象と考えることもできる。やっぱり扱いが大変だ、古いカメラは。だから若い女の子がニコンFやらオリンパスOM-1やらを首からぶら下げているのを見て、それを本筋だと判断するのは危ない。
ニコンはF3を作り続けているから偉いとは思うけど、もう魅力的なレンズがないし、あるとしても最新のボディじゃないと不便だったりするわけで、結局不満はあるけどEOSってことになるんだろう。つまるところカメラではなくレンズが重要。
だから最新のボディに古いレンズをうまく組み合わせるのがいいんじゃないかと。露出情報なんかは連動しないことも多いんで露出計は必須だけど。
まとまりがなくてゴメン。
投稿者 kawabata : 15:11 | コメント (0)
1999年07月09日
取材撮影
完全に仕事モードに突入し、余剰の着想をネットワーク上でほとんど公開できない状態。で、今回の色彩王国3では取材での撮影が大幅に増えたこともあって、ときおり脳裏をかすめるのは撮影機材の拡充をどう計るか(笑)。
以前確保していた機材はすっかり手放していた上、現在の財政ではいっきに必要な機材を揃えるのは難しい。で、取材に行くたびに不足不満点を少しずつ解消するというていたらく。
だからあがったポジは取材後半のものほどイイモノになっている(とほほ)。現在満足度70パーセント。とりあえず直前の取材(小島文美先生)での手元撮影を振り返ってみる。ま、以下のような状況で撮影するわけです。
ライティングは作家が右利きの場合、机の左斜め前にスペースがあればスタンドを立て、アンブレラなりライトバンクなりでやわらげた光を回すのが理想(これで筆先から手首側に陰が落ちる)だが、今回の場合、部屋の左隅に机がくっついているのでそれができない状況。で、しかたなく作家の背後に立てたスタンド+グリップストロボ(GN56)を前方に向かって天井バウンス(1/2発光)。
で、それだけだと光量的にちょっと厳しかったので、作家の左背後に立った状態で、撮影者の左側にスタンドをもうひとつスタンドを立てるスペースはないので、撮影カメラのホットシューに直接続したクリップオンストロボ(35ミリ時GN36)を、机左側の壁にバウンス(1/4発光・ズームヘッドは50ミリに設定)の2灯発光と相成った。それでもシャッターは1/60秒、絞りf5.6ってところ。レンズは90ミリ。
ちなみに天井バウンスのストロボはAC電源。クリップオンは単三アルカリ4本(積層パックを忘れた)。したがってチャージの時間を短縮するためそれぞれ光量を少しずつ落としている。左からのバウンス光は強すぎるとカゲが強くなる(カゲが2重になる)ので、あくまでも天井バウンスのカゲを弱めるためだけに使用してみた。
問題になったのは、撮影カメラのホットシューに接続したクリップオンストロボを左側の壁にバウンスさせたとき、そのカメラ位置の移動によってバウンス角度のずれによって被写体にうまく光が回らないということ。
実際上がりを見てみるとクローズアップのため身を乗り出して近づいたカットが露出不足に。この場合、左壁バウンスの光があさっての方向にいってしまったということになる。つーことは1/4発光でもけっこう影響あるな、ということになる。
もう一度同じ条件下で撮影しなければならないので、今度は机の左隅に小さいスタンドを立ててみようと考えた。具体的にはライツのミニ三脚にストロボ、発光部にルミクエストのディフューザー(ソフトボックス)を装着するつもり。ちょっとまぶしいかな。
ついでにストロボ同調器も用意してうっとうしいシンクロケーブルなしで撮影しようと考えたりして。ただ、買った同調器が光の検知部がストロボ装着状態で発光部と逆を向く、つまり壁側になってしまうので、机の左前に配置するストロボの背後にレフ板なり白い反射面が必要になる。なんか面倒かもしれん。
撮影は大変です。
投稿者 kawabata : 15:16 | コメント (0)
1999年06月15日
アナログとデジタル
カメラの世界でもデジタル技術の比重は高まるばかりだ。ニコンの一眼レフデジタルが65万円というのは、普通のアマチュアユーザーの感覚では、やはり「高い」と言わざるをえない価格帯だが、もうすでに「ライカの一眼レフと差がない」しかも「レンズはライカほど高くもないニッコールレンズ」。今まで以上にプロの間で普及するだろう。
もちろん銀塩と同様の「クオリティ」を全域で発揮するには今少し時間がかかるだろうが、グラフィックの世界同様、一回性を薄め、複製への利便性を高めることになるデジタル技術は、仕事でカメラを利用するヒトたちにとって、無視できないものになっていくことは間違いない。
「手描きの味」といった抽象的な領域はともかく、そのほかの部分で利点を見いだしたからこそ、現状のコンピュータによるグラフィック導入に抵抗のあった作家も導入に踏み切っているわけで、相当数のプロにとっては、道具に情緒を求めることはなく、求める結果を生み出してくれれば、それがデジタルであっても関係はないはずだ。
「手作り」が尊ばれることは間違いないが、究極に言えばデジタルであっても「手作り」には違いない。機械が及ばない高度の職人的技術というのが、デジタルの世界にはないと断言することはできない。気の遠くなるようなストロークはデジタルであっても実行は可能なのだ。するかどうかは別にして。
「デジタルでの手作り感」をいかに押し出していくか、追求していくか。最終的にはそのあたりが云々されることになるのではないか。
「一回性」に関しては、すでに印刷技術がそれを無効にしているともいえるし、写真に関して言えば、フィルムの大量消費、インスタントフィルムの使用が、一回性をそもそも忌避している時代にとっくに突入していることを物語っている。「決定的瞬間」などどこにもない、あるいは「決定的瞬間」はデジタルにおいても存在する。
我が身に振り返ってみれば、取材の撮影はデジタルの方が256倍マシに決まっている。インタビューのテープ録音は音声認識になればいい、そういう筋の問題だ。アナログに依って立つ作家性は間違いではないが、それがすべてではない。
投稿者 kawabata : 15:21 | コメント (0)
1999年06月07日
カメラ
機材拡充に余念のないここ数ヶ月なんだけど、どうしても「ポラ」が必要って判断から、死蔵していたCanon ニューF1を復活。
で、FDレンズはすべて売り払ってしまっているので、50ミリF3.5マクロを購入。ポラパックも含めて中野のフジヤカメラで手に入れたんだけど、家に帰ってポラパックを装着しようとしたら何だか全然取り付けられないぞ?おかしいと思って子細に点検したら旧F1用だった。子細もへったくれもない(笑)。
かつてキヤノンのシステムで揃えていた頃は、旧F1、ニューF1、T90の組み合わせだったんだけど、そのころさんざん探した旧F1用ポラパックに今ごろ出会えるとは……しかし交換してもらいました。使えないものね。
それにしてもFDレンズはタマ数が減少しているようだなあ。FD→EOS、あるいはFD→Nikon Ai変換アダプタを使っているヒトも多いのかな。ごく最近のレンズはわからないけど、やっぱりニッコールと比べても描写のきれいなレンズが多いからね、FDには。
投稿者 kawabata : 15:23 | コメント (0)
1999年03月11日
アナログ賛歌
いつだか、例の安原一式がいくつかのイベントで公開されるといったことを書いたと思うけど、量産型が展示されるイベントとして、今月20日から22日にかけて東京ビッグサイトで開催される「ノスタルジック モノワールド」と併設開催される「東京ノスタルジックカーショウ」も要注目かな。痛いのは入場券が前売りで1,800円(小学生以下は無料)ってことぐらいか。両者の共通前売り入場券は2,800円ってことだけど、う?んどうしよう。
ノスタルジックとはいえ、アナログを貫徹するほどのイベントではなく、ちょっと前の製品群(せいぜい今世紀)を並べ立てたともいえなくないけど、いやだからこそ「アナログ」感はひとしおだ。あまりに古いものはもはやアナログではなくアナクロなわけだし(笑う)。っていうか記憶にないものはノスタルジーにひたることはできないわけだから、このイベント名はあながち遠くはない。
個人的な見解では、「古いからいい」のではなく、現在では製造コストの面から排除された、ありし日の「高性能」にこそ価値を見いだせると考えている。だから今日流通している、あるいはこれから生み出されるものであってもすばらしいモノはあるだろう。
価値の定まったモノにのみ関心を寄せるのは簡単快適だけど、それは「モノ」を見抜く眼とは何の関連もない。審美眼を鍛えるのは並み大抵ではないということだね。
注意すべきは、万人にとって古き懐かしいからといって、それが必ずしも性能・機能に基づいた評価とは限らないということ。どういうカタチで流布・流行が発生したかが問題だ。これは音楽なんかにも言えるなあ。
投稿者 kawabata : 15:56 | コメント (0)
1999年03月03日
国産レンジファインダー
数度の販売延期でいったいどうなることやらと感じていた例の安原一式だが、日本カメラショー(池袋のどこだかで3月5日より)で試作機(リコーブースにてGRのレンズを装着)が、そして、ノスタルジックモノワールド(東京ビッグサイトで3月20?22日)では量産機が展示されるようだ。
ちょっと想起したのは、このLレンズ装着可能な新式が、好事家ではなく、フツウの愛好家に普及したとして、ただでさえ少ないLレンズの高騰を招くことになるのでは、という勝手な理屈だ。
現代のレンズしか知らないほとんどのヒトには、カラーバランスが悪く、コントラストの低い、昔のレンズが必要だとも思えない。写してみてがっかりということも少なくないようだ。現代のレンズで用いて飽きるほど写真をとった上でないと、コンピュータ設計以前のレンズ群を必要とすることもないはずなのだが。比較のしようもない。
なお、Lレンズ(スクリューマウント)とはバルナックライカで採用されたレンズマウントのこと。現在はライカ自体にこのマウントが存在しない。現行はMタイプ(レンジファインダー)およびRタイプ(一眼レフ)となっている(アダプタを介してMマウントに装着できる)。バルナックライカという名は、ライカを考案したオスカー・バルナックにその由来がある。一言で言えばとても古いライカのこと。ワタシが所有しているのもこのバルナックライカ(IIICおよびIIC)。仕事ではほとんど使うことがないが、取材先で興味をもたれることは多い。それなりに役立っているようだ。