Nikon F-801Sには「2絞り分明るくなる」が謳い文句のインテンスクリーン(方眼マット)を装着している。F-801Sのスクリーンは平均よりも暗いので、コレはとても有効なのだが、反面、方眼線が太くて目ざわり感が高く、またF3やF4純正スクリーンと比べてもピントの山がつかみづらい。とはいえ、開放値がさほど明るくないレンズを多用する身としては、このファインダーの明るさは捨てがたく悩むところだ。ちなみに、現行1眼レフではペンタックスLXのファインダーあたりが、純正ファインダーとして最高の部類に入ると考えています。
[追記]
開放f値が1.4を超えるような明るいレンズを常用するボディでは、インテンスクリーンを使用しないほうが良いかもしれない。ボディ測光でない機種の場合、TTL測光は概ねスクリーン上の明るさを計ることになるので、インテンスクリーン装着状態では正確さを失うことになるからだ。