http://www.ne.jp/asahi/garden/railway/index.html
鉄ちゃん、てっちゃん、テッチャン、ま、表記はどうでもいいが、それが「鉄道好き」を示す場合、揶揄を含みつつも、オタクの原風景として、欠くべからざるものであることは間違いない。肝要なのはアウトドア指向という点で、実はそれゆえ社会との隔絶を免れつつも、異端視されるであろう局面を生み出してきた。ちょっと気の利いた車両の通過する場には必ず存在が確認できるゆえ。
コミケ、アキバ、ゲーセン、場所はどこでもいいが、こういった場所が一般的に開放(認知)され、消費されたのはつい最近といってもよく、がゆえにさまざまなオタクの生態が散見されるも、「鉄チャン」が発散する意志力の前には、新興勢力はただひれ伏す他はない。
実は以前この人たちをテレビで見たことがあるが、まったく人畜無害なもので、ワタシなどはほほえましく思える。それは長い間「模型好き」として暮らしてきた自身を顧みてしまうからだろう。この場合重要なのは、個人的な乗り物として収斂されていること。船とか飛行機とか車とか、そういったものはおよそ力のいれ具合、換言するなら愛情が違うことが見て取れるのだ。安直なものではない。
現在あるような鉄道崇拝が一体いつ頃から発生したものかはわからないが、交通機関として考えるに、「馬車」を趣味とする向きが少数であろうことを考えると、陸上を移動する乗り物としては最古の部類になるであろうし、現代においても、やはり欠かすことのできない存在、しかるにその嗜好性も今後長く存続するであろうことは間違いないところだ。
歴史観を持ち得るという点で、ある種「固い」趣味だろう。そしてそこにフォーカスできる感覚をうらやましくも思う。非実用であるがゆえに素晴らしい。