検挙一歩手前のインディーズAVがばんばんと置いてある近所の貸しビデオ屋の店長は、バーチャ全盛期には隣接するボーリング場のゲーセンで全国のカゲ使い同様、ちくちくと高校生をいじめていたことは常磐平駅前では有名だが、バーチャがすたれた今、もとより盛んな映画鑑賞に拍車がかかっている。で、近隣の蔦屋よりも渋い品揃え+有線大音量メタルかけ放題なステキな空間で、賞味期限切れの300円ビデオを物色する日々だ。
大半はなお高かろうという物件だが、マシュー・ブロデリック+マーロン・ブランドの「ドン・サバティーニ」を見つけた瞬間には少しだけ高揚もする。「ドン・コルレオーネ」そっくりのマーロン・ブランド扮する「ドン・サバティーニ」を観るだけでも時間を割く価値があるが、やはりマシュー・ブロデリックにつきる。
マイケル・J・フォックス、マコーレ・カルキン、リバー・フェニックス、となぜか贔屓目の役者が暗黒面に沈殿していく中、マシュー・ブロデリックだけはどうやら共和騎士足り得ているのか? おそらくそれも贔屓目なのだろうな。彼らはいくら「新境地何がしを」切り開こうとも、自己模倣にとらわれる運命にある。そこのところがワタシにはこたえられない。ゆがんだメンタリティだ。
ところで「エピソード1」の子役はどうだろう。映画自体よりその姿を見たいがために最近借りる方向で検討中。