2001年 11月 の記事

BroadbandOptimizer

Mac OS X起動時にでブロードバンドに適したネットワーク周りのセッティングを施してくれるスクリプト。実際どれくらい効果があるかはわからないが、気休めにはなるかも。
BroadbandOptimizerのインストール方法:
・起動ディスクの「ルート」ディレクトリにある「Library」を開く
・そこに「StartupItems」というフォルダを作る。
・そのフォルダに「BroadbandOptimizer」フォルダをドロップ。
・リスタート後、最適化が実行される。
スクリプトは、
sysctl -w net.inet.tcp.sendspace=65536
sysctl -w net.inet.tcp.recvspace=65536
sysctl -w kern.ipc.maxsockbuf=524288
sysctl -w net.inet.tcp.delayed_ack=0
sysctl -w net.inet.udp.recvspace=73728
という5つのコマンドを実行する。したがって、スクリプトの内容を書き換えれば設定値の変更も可能だろう(当方では未確認)。設定値が上記の値になっているか確認するには、Terminalで、
sysctl -a
を実行すれば、システムの設定値一覧が表示されるので確認できる。なお、この5つのコマンドを直接Terminalから実行しても結果は同じ。「手動設定」になるだけだ。ちなみに5つ同時に実行する場合は、上のコマンド文字列5行をコピーしておいて、T erminal上であらかじめ「root」権限を取得(su)した上で、ペーストする。
この最適化のおかげかどうかわからないが、リンク速度が6144Kbit/秒になってから、いまひとつ速度の出なかった「Internet Explorer 5.1.3」で実効速度4039Kbit/秒が出た(計測サイトはSpeed Eye [ 実効速度測定掲示板 (http://www.oak.dti.ne.jp/%7Eflash/speedeye.html)])。 Netscape 6.2やMozzila 0.9.5(Fizzila)ではコンスタントに4Mbit/秒は出ていたが、IEでは3.5Mbit/秒ぐらいが限界だったので少し嬉しい。これでリンク度速度が上がればなあ……と、この文章を書いている最中にブロードバンドスピードテスト(http://www.bspeedtest.jp/)でも計測してみると……
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.0.7
測定時刻 2001/11/24 04:04:06
回線種類/線路長 -/-
キャリア/プロバイダ -/-
ホスト1 WebArena(NTTPC) 3.46Mbps(539kB,1.2秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 4.58Mbps(1441kB,2.7秒)
推定最大スループット 4.58Mbps(573kB/s)
うーむ。偽薬ではないかも(笑)。

ADSL開通後

現在、プラネックスのハブ(FX-055C:5ポート100Base-TX/10Base-T)を介して、PowerMacG4(QuickSilver/733)、PowerMacintosh8500/180(Mac OS8.1)、MacintoshQuadra700改(MacOS 7.6.1)で常時接続している。NEC ATUR110RCでの複数コンピュータの接続には問題があるので、アッカ・ネットワークスのアナウンス(8Mbpsサービス用モデムで複数のPCを使用したときにインターネットに接続できない問題について:http://www.acca.ne.jp/support/user_support/20011024/index.html)にしたがい、DNSサーバのIPアドレスをSo-netのIPアドレスに変更してある。特に問題なく利用できるようだ。できれば抜本的な対策を施してもらいたいと思う。
なおMacOS8.6、9.0付近だと、DHCPサーバからのIPアドレス取得そのものに問題が生じることは有名(Open Transport 2.5.1 および 2.5.2 における DHCP の問題:http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=25049)なので、問題の解消されたバージョンのOpen Trasport 2.6(http://www.apple.co.jp/ftp-info/reference/open_transport_2.6_update.html)を利用したい。
MacintoshでのADSL利用においては、Windowsに比べて接続速度が遅くなってしまう(平均値として)ことはすでに知っていたが、実際どうだろう。当方では同等の性能を持つWindowsマシンがないので検証できないが、WWWブラウザが快適に動作する程度のスピードがあれば、それなりに「使える」だろう。例えば、サイズの大きい画像ファイルなどをWWWブラウザ上で表示した際にもたつかなければ「体感」的には問題ない(笑)。もちろんギガバイト単位のファイルをダウンロードするようなときにはWindowsマシンがうらやましくもなるが。
インターネットでのサイトへの接続速度は、アクセスしているサイトの速度にかなりの部分影響を受けてしまうので、相手側サイトの速度が遅ければ仮に8Mフルレートの速度が出ていてもダウンロード時間は相対的に遅くなる。であるから速度測定サイトの数値も時間帯を変えて数回測定した平均値が実際の接続速度だと考えるべきだ。テレホーダイの時間帯はADSLであっても遅くなるということだ。
また、測定に利用するWWWブラウザによっても測定結果は大幅に異なることも覚えておこう。印象としてはNetscape系またはiCabでの測定結果がInternet Explorerを上回ることが多い。しかし速度測定にFlashプラグインが必要な測定サイトの場合、IE以外での測定が困難な場合も多い。いままで常用していたWWWブラウザでの接続速度にこだわるか、結果的に速度結果が好ましいWWWブラウザを常用にするかは考え方次第だ。あるいは「モノ」によって使い分けるのもいい。
念のため付け加えておくと、WWWブラウザがきびきび動かない環境であっても、高速なハードディスク、高速なATA/SCSIカードの導入、より多くのRAM搭載、高速なビデオカードといったハードウェア資源を投入すれば状況はある程度改善される。蛇足だが、当方ではQuickSilverにATA100のハードディスクを増設しているが、ATA100カードを挿していないので動作速度はATA66のまま。しかもOS Xは純正ATA66の40GBハードディスク上で動作しているからなんとも間抜けな話で、Winodowsユーザーには恥ずかしくて話せない(笑)。
ソフトウェア面での状況改善手段としては、バックグラウンドで常駐動作しているアプリケーション、例えばウィルス検知プログラム、パーソナルファイヤーウォール類のプログラムはオフにしてみる。思い当たる場合は試してみる価値がある。とくにSymantec社の製品は影響があるようだ。

ADSL開通

So-net 8M ADSLがようやく安定利用できるようになった。千葉県松戸市五香局エリアでの利用となっている(当方は常盤平団地2街区)。局との直線距離は推定1.3km。直線距離はACCAのサイトの該当ページ(LINK)で調べることができる。実際の線路長はNTT(116)に聞くしかない。
9月26日に本申し込みをして、開通予定日が10月29日だったことは以前に報告した。この日の夕方、PowerMacG4(QuickSilver/733)とADSLルーター(NEC ATUR110RC)をLANケーブル(UTPストレートケーブル/カテゴリー5e)で直結した状態で、開通を確認した。
そのときのLINK状態(ルーターの設定画面で「状態確認」-「インターフェース」で確認できる)は、DOWN RATEが7Mbit程度、SNR Marginが6.5dbだった。いくつか速度測定サイトでスピードを確認。MTUとRWINは未調整の状態で下り4.5?5.5Mbit/秒だったので、LINK速度の7?8割程度のスピードが出れば十分だろうと思い、それでコンピュータとルーターの電源を落とし、それから3、4日ほったらかした。
しかし、11月4日に再び接続しようとしたときからトラブルが……。
電源を入れてもモデムがADSLレイヤを確立できなくなってしまった。具体的には、電源投入後、PWR、LINE、ALM各ランプが点灯、 数秒(10秒?)後、LINKランプ点灯、これに代わるように、LINE、ALMランプ消灯。以降LINEランプに関しては点滅することもなく沈黙してしまう。本来はLINEランプが点滅(LINEのトレーニング)した後にLINE点灯でLINE確立となるので、せめてLINEが点滅した後に沈黙なら、ああ、なんかノイズでも入って確立できなかったのかな、というような類推ができるが点滅すらしないので困った
ここでSo-netのサポートセンターにメール(電話はつながりにくいのでメールが良い)。それから数日さまざなやりとりをしたが、割愛。なぜかと言えば、回線業者であるアッカ・ネットワークスの正式な(8Mbpsサービスにおけるリンク切れ問題について)が発表されたから。しかし問題は「LINK」ランプではなく「LINE」ランプだが……。
当方の場合の解決策は、ACCA側でSNR Marginを上げてもらうことによって対処した。当初の6.5dbから現状では11.0dbになっている。当然DOWN RATEも下がり、6Mbit弱に(とほほ)。UP RATEは960kbps。実行速度はおおざっぱに4?2.5Mbit/sを推移している。ファームウェアのアップデートによってSNR Marginを下げても安定して接続できるようになるといいのだが

ADSLの速度改善

ネットワーク上の設定としては上記のMTUおよびRWINの調整があるが、このふたつに関しては個々の使用環境、接続環境によって異なる設定値が必要になる。この二つの単語で検索すれば無数の情報が得られるからまずは自分で試行錯誤してみよう。ある程度情報を収集すればおのずと次に記す用語の意味がわかるはずだ。
当方の設定値:
MacOS環境ではIPNetTuner(http://www.dslreports.com/tweaks)を使用して設定。MTUは1500(Ethernetデフォルト値のまま)、RWINは44(64240)つまりMSS=1460の44倍ということ(デフォルトは1460×12=17520、16KB)。MSSはMTUから40を引いた値。MacOSX環境でも設定値は同じ。ただしRWINの設定にはSetRWinApp(http://www.vector.co.jp/soft/mac/net/se194859.html)を使用。
コンピュータ起動時にその値に設定するには:
上記のソフトウェアはTCP/IPの構成を一時的に変更するもので、コンピュータを再起動すると設定値は初期値に戻ってしまう。逆に言えばそうでなればいろいろな設定を気軽に試すこともできないわけだが、だいたいこの設定で良しとなれば、あとは自動的に値を設定されるようにしたい。
IPNetTunerの場合は、設定値をファイル保存(Command+S)して、そのファイルをシステムフォルダの「起動項目」へ入れておく。ユーザー登録をしていないとダイアログが表示されるので、できれば登録したいところだ。SetRWinAppの場合は、任意のRWIN値を設定した後、アプリケーション本体を「システム環境設定」の「ログイン」で「ログイン項目」に追加すればいい。こちらはユーザー登録をしないとアプリケーションの自動終了が50回までに制限されている。
MacOS XでのMTU変更:
当方ではデフォルト(1500)だが、変更する場合はTerminalで、
sudo ifconfig ppp0 mtu 1454
という具合に。
*ppp「0」はNetwork Utilityで表示されるインターフェース番号(例「en0」)
参照サイト:
Macintoshの場合、
IPNetTunerによるTCP/IPの最適化(http://www.02.246.ne.jp/%7Eyingming/macclinic/tips/IPNTuner/HowtoUse_IPNtuner2.html)、
Windowsの場合、
TCP受信窓(RWIN)の最適化(http://member.nifty.ne.jp/oso/optrwin/)が少し専門的だが参考になる。
使っているコンピュータのTCP/IPの状態を調べるなら、
TCP/IP Analyzer(http://forums.speedguide.net:8117/)。要JavaScript
加えて、2ちゃんねる(http://www.2ch.net/)のプロバイダ板は有用なので、ときどきチェックするといいかもしれない。

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