WWDC2003でついに1.0正式版がリリースされた。OSXプラットホームにおけるデフォルトWWWブラウザとして機能し始めたわけだ。機能的には、v.7x のベータ版のころとさほど変化はなく、ある程度安定して動作している。当方の掲示板などでの日本語による書き込みも少しだけよくなっており、書き込み直後の文字化け、不当な表示が出現する確率も下がっている。万全のセキュリティを必要とするSSLサイトなどでの挙動は未確認。この辺りでSafariを気兼ねなく使うにはもう少し実証が必要かと思う。ネットショッピングなどでは、メンテナンスモードに入っているとはいえ、現状では動作の安定性に分のあるInternet Explorerの出番が多いかもしれない。私は単なる個人情報(住所、電話番号など)はすでにSafariを通じて数回入力、送信しているが、いささか不安な気持ちをかかえていることは否めない。といってIEが盤石であると考えているわけではないのだが…。
目立った機能面での変更はないが、「ブックマーク」ウィンドウ上で「自動タブ」機能のチェックボックスが追加されている。「ブックマークバー」に作成したブックマークのフォルダ単位にチェックを入れることによって、ブックマークバー上で機能をONにした任意のフォルダ名をクリックすると、内包されるURLを同時展開してくれる。今まで、Commandキー+クリック、あるいはContorlキー(マウスの右クリック)+マウスクリックで表示されるプルダウンメニューで表示される「すべてをタブで開く」で機能していたものが、まったくのワンアクションで可能となった。
さて、ここからはmiというきわめて優れたオンラインソフトテキストエディタの愛好者以外には関係のない話になるが、ちょっとしたTipsをひとつだけ。
miでのHTMLモード時に編集中のHTML書類をWWWブラウザで表示確認するときのショートカットはCommandキー+Rキーだが、デフォルトでSafariによる表示確認のコマンドはない。ショートカットはmiのモードファイルを追加すれば良い。miメニューから「モード設定」ー「HTML」を選択し、表示された「モード “HTML” の設定」ダイアログの「ツール」を呼び出し、新規ツールを追加するだけだ。この追加作業自体はたいしたTipsではなく、ここでくどくどとその手順を説明しても仕方がない。単なるテキストファイルであるモードファイル(miフォルダ内を探してみよう)を直接コピーして少し設定を書き換えることさえ可能でもあるし。覚えておきたいのはこの追加の際にアプリケーションの「クリエータ」を指定する必要がある、ということで、ではSafariのクリエータは何か? と、ここで気づいたわけである。そう「そんなの知らないヨ」と…。結論から言えばそれは「sfri」にほかならない(なんとわかりやすい!)のだが、OSX時代になって「タイプ/クリエータ」を意識する必要がなくなったはずが、こういうときに旧時代の産物が見え隠れする。そういえば、いささか出所不明な映像をどうにかして鑑賞しようと躍起になっているときにも、同じような状況に陥るな。はは