2005年 2月 の記事

動作テスト

MTの移行作業。

描写02 (球面・非球面)

ノクトン(球面)とシグマ(非球面)。条件が異なるのでこの絵柄をもって直接どうこうというわけではないが、木村伊兵衛師のたまわくところの「デッコマ・ヒッコマ」というやつは、収差を解消すればするほど失われていくともいえ、レンズは立体物を撮るのだから平面チャートで数値を問うだけではわかり得るものではない、とした木村先生の言葉を信じるのであれば、現代的な設計によるノクトン・クラシックにおいても、やはり球面ならではの像面湾曲がみてとれることが立体感を描写する理由のひとつなのかもしれない。実際非球面化あるいはコンピュータ計算を大幅に取り入れる以前のライツのレンズは、周辺の解像を犠牲にして中心解像力を高める傾向のレンズが多かったようでもあるし、であれば非球面である必然性もなかった。そしてその立体感は明らかに現行非球面のライカレンズよりも強く表現される。そのあたりをレンズ絞りと兼ね合わせてうまく表現できたのが木村伊兵衛という写真家だと思う。蛇足ながら付け加えると、レンズの数字上の「性能」ということになるとライツはツァイスにいつの時代も少し劣るという気がする。それを現代のライカはツァイスに(MTFを重視した設計にシフトした時点で)近づけようとしているとも言える。

描写

ノクトンとズミクロンの比較。といっても構図も違うのであまり参考にはならない。低光量下でのノクトン絞り開放は、強い光源があると使いづらいだけなので基本をF2にすることにした。それでもかなりホヤホヤ。ズミクロンは開放でもコントラストが高く非常に安定している。レンジファインダー50ミリF2レンズとしてこれ以上望むものはない。予備にもう一本ほしいくらいだ。

レンズのくせ



オールドレンズのような使いにくさはみじんもなく、それでいて特異な描写を目指したノクトン・クラシックのシングルコート。メーカーが言うほど特性が変わっているわけではなく、少し味のある国産レンズという趣は言ってみれば販売価格に相応のもの。球面ズミルックス35ミリの中古相場を考えれば、両者は同じ次元でとらえるものではない。コニカヘキサノンからその優れた逆光特性を間引きし、ズミルックスから絞り解放時の優美なにじみを緩和させた、というところか。

ブレの歩留まり

ベッサT+ノクトン・クラシック。50ミリレンズ+M型ライカであれば、穏当なホールディングなら 1/15秒でもぶれにくいが、ベッサの場合気を使う。レンジファインダーではあるが一眼レフを使っているつもりで、できるだけものによりかかり構える。それも無理なら構図に無理のない範囲でしゃがむ。どうしても立ち位置で撮らなければならないのなら、呼吸を整えて撮る。ノクトン・クラシックの発色は悪くない。見栄えのする色調再現や高い解像力でありながらシングルコート・球面であることのアンバランスさが魅力。40ミリという画角は、以前にペンタックスの40ミリを使ったことがあるだけでなじみのないものだが、ボディ1台レンズ1台という構成では使い勝手は悪くない。

松戸・江戸川

Nikon D70+シグマ28ミリアスフェリカルF1.8(初代)。すでに外観は買い取り 2,000 円という風情だが、今でも気に入っているレンズ。

CONTAX

プリンタのインクを買いに帰宅途中で上野ヨドバシ。元々デモ機が少ないので売り場を覗くことは少ないが、コンタックス銀塩機がどうなっているか気になったので少し寄ってみる。すでにヨドバシの Web サイトで確認はしていたが、店頭でもNシリーズ以外はデモ機はなかったので、せっかくだから N1 と NX を触ってみる。NXは意外にピント合わせは容易だったが、デモ機がシャッター泣きを起こしているあたりが、N シリーズの行く末を予感させる。おそらく春先には動きがあるのではないか。

プラナー50ミリはツァイス・コシナのブラックが2月に出荷予定なので、それを待ってからどのプラナーを入手するかを決める予定。ただ、ヤシカ・コンタックスマウントのツァイスレンズの新品が量販店から消えているので、ツァイス・コシナを見極めてからではヤシコン・プラナーの新品で買うには少し遅いかもしれないが、まあこれは中古でもいいような気もしてきた。Aria の程度の良い中古はまだ手にはいるかな。RTSIII は諦めました。

CONTAX RTSIII 生産終了

♪メーテル〜またひとつ星が消えるよ〜♪  という気分だなぁ。

すでに昨年末の段階で、フラッグシップを除いた銀塩一眼レフのラインナップはほとんど全滅状態にあったような気がするが、RTSIII だけはディスコンティニューではなく、そこに一縷の望みをかけていたわけだが、とうとうヤシカ・コンタックスも終わってしまった。N シリーズの失敗が影響したのであろうか。

コンパクトカメラにおいては CONTAX ブランドを堅持するようなので、これはひどく中途半端な存在になる。やはりツァイスイコン・コシナに期待するか。。。とはいえ「使い捨て」値段で  RTSIII が出回るのであれば短期に使ってみたいとも思う。プラナーはやっぱり否定しがたい魅力がある。いざとなればマウントアダプターでレンズは生かせるし。

http://www.kyocera.co.jp/prdct/optical/news/discontinue050201.html

CONTAX RTSIII 生産終了

♪メーテル〜またひとつ星が消えるよ〜♪  という気分だなぁ。
すでに昨年末の段階で、フラッグシップを除いた銀塩一眼レフのラインナップはほとんど全滅状態にあったような気がするが、RTSIII だけはディスコンティニューではなく、そこに一縷の望みをかけていたわけだが、とうとうヤシカ・コンタックスも終わってしまった。N シリーズの失敗が影響したのであろうか。
コンパクトカメラにおいては CONTAX ブランドを堅持するようなので、これはひどく中途半端な存在になる。やはりツァイスイコン・コシナに期待するか。。。とはいえ「使い捨て」値段で  RTSIII が出回るのであれば短期に使ってみたいとも思う。プラナーはやっぱり否定しがたい魅力がある。いざとなればマウントアダプターでレンズは生かせるし。
http://www.kyocera.co.jp/prdct/optical/news/discontinue050201.html

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