5D を導入して数ヶ月。ようやく手持ちの M42 レンズを装着する気になった。5D はレンズ後端のせり出しに敏感で、マウント自体に抵触する場合(ニッコールオートの広角はこれに該当することがある)や、カメラへの装着はできても 「無限遠位置でミラーと接触」 しエラーが出てしまうレンズも多い(ヤシカ・コンタックスマウントはこの傾向が顕著)。M42 マウントレンズでも当然そういう問題が生じる。ウチのレンズでは以下の結果となった。
■装着はできるがシャッターを切ると撮影できずにエラーになる
SMCタクマー24ミリF3.5
SMCタクマー35ミリF3.5
■装着もできるしシャッターも切れて撮影できるが、ミラーがリターンしない(ファインダーがブラックアウトする*)。
カールツァイスイエナ・パンカラー50ミリF1.8(MC)
*ミラーはピントリングを無限遠から少しずらせばリターンする。
■問題なく撮影できる
SMCタクマー55ミリF1.8(後期型)
アウス・イエナ・フレクトゴン35ミリF2.4(electric MC)
カール・ツァイス・イエナ・ゾナー135ミリF3.5(electric MC)
パンカラーが使いにくいのが痛いがこれは諦めるしかない。もちろん 5D のミラーを少し削れば問題は解消するが、そこまでして無理に使うこともないだろう。素直に *ist-DS で活用することにする。