面間反射
- 2006年 1月 14日
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CCD や C-MOS をイメージャーにしているデジタルカメラでは、フィルムのように表面が乱反射せずに、等しくその入射光を鏡のように反射してしまうので、デジタルに特化したレンズコーティングが必要らしい。防がないとフィルムカメラではあまり経験のない面白いゴーストが出る。
なお、この場合レンズに装着したフィルターとの間で発生したゴーストかもしれない。デジタル対応のねじ込みフィルターであってもこの現象を防ぐことはできないという話もあり、この現象を嫌うのであれば常にノーフィルターが最低限度望ましい撮影態度か。にしてもレンズ内で面間反射は発生するやも知れないが。
具体的には、画面内に強い光源があり、黒い画面構成であれば発生確率は高いと思えるが、そのような考慮を撮影中にするくらいなら新時代のレンズですっきり撮影したいとも思う。
仕事ならばもちろん大いに懸念するところでもあるし、大事な撮影なら万全の態勢で望みたいが、もともとゴーストやフレアにシビアではないので、ほとんど気にしないだろう。初めての発症例なので一応オボエガキ。