カテゴリー : Software

アップグレードポリシー

アドビのアップグレードポリシーが次回の Creative Suiteバージョンから変更になる(LINK)ので、少々オボエガキ。

次バージョンはCS6(仮)になるが、このCS6へのアップグレードは直前のバージョンのみが対象となり、具体的には現行のバージョン5.5およびバージョン5(小数点はメジャーアップグレードではないということか)のみアップグレード版が購入・利用可能となる。

つまりCS4やCS3ユーザーはCS6が使いたきゃフルパッケージ版をまた買ってくれ、となるわけだ。

「MORISAWA PASSPORT」流の「Adobe Creative Cloud」で、年間6万円でCS製品が使えるというのも、トータルパッケージである「Master Collection」ユーザーの場合はむしろ実質値下げともいえなくもないが、「Design Standard」やPhotoshopの単体パッケージで事足りている場合はどうか。

アドビはCS5.5以降メジャーアップデートを2年間隔としたので、「Adobe Creative Cloud」の2年利用なら12万、Design Standard フルパッケージは20万近いので安いと言えば安いが、毎回アップグレードをしたほうが安上がりだ。という方向に誘導したいのだろうか。

まあここは誘導されることにして、CS6無償アップグレードの権利のついた5.5を忘れず手に入れることにするか。もしそういうものが用意されないのであれば、早めのアナウンスがほしいところだな。さすればいやいや単なる5.5アップグレード版を購いますよ。当分使わないだろうけど。

なお、現行のCS5.5に対するアップグレードポリシーは従来の過去3バージョンまでがアップグレードの対象である。したがって、CS6でアップグレード版を購入したいCS2〜4ユーザーは5.5を買っておくほうが賢明か。でないと前述のとおりCS6ではフルパッケージ買い直しになるからね。

アドビ税を払わなくてすむ時代が早くやってきてほしいものだなァ。

FacebookのWallをWebで表示させる

Twitter⇔Facebook⇔WordPress⇔Webの連動」記事で紹介したFacebook Status(LINK)によるFacebook→Webは、Facebook側の PROFILE_ID と feed and PROFILE_ID におけるGRAPH API の仕様変更によって機能しなくなった様子。

詳しくはFacebook DEVELOPERの開発者ブログを参照(LINK

しかたがないのでスクリプトを別のモノに変更してみた。今回利用させてもらったのは「Fb.Wall」(LINK

設置は簡単だ。

Fb.Wallサイトの「Live Demo」フィールドで自分のID(Facebook ID?)を入力し、「Access Token?」でFb.WallのFacebookへのアクセスを可能にするトークンを設定する(Connect and create access token)。

この設定で開発元のNeosmart GmbHによる「neosmart」アプリがFacebookウォールへのアクセスすることになる。もしスクリプトの動作を停止する場合は、Facebook「プライバシー設定」内の「アプリ、ゲーム、ウェブサイト」でneosmartの設定を除外しておこう。

「REFRESH」ボタンをクリックして自分のWallが表示されればきちんとスクリプトが動いていることになる。

後はダウンロードしたパッケージ(jquery)内の「jquery.neosmart.fb.wall.js」でスクリプト行末尾(LINE254以降)にある「*Defaults」内で各種パラメータ変更(最低限ID変更)を行ない、「index.html」内の必要な情報を表示させたいhtmlファイルに移植(タグ内とタグ内へそれぞれ移植)すればいい。

「jquery.neosmart.fb.wall.css」の中味は使っている自分のスタイルシートの中にまるごとペーストしてみた。

スクリプトがきちんと動作することが確認できたのでcssで見栄えを調整した。

Twitter⇔Facebook⇔WordPress⇔Webの連動

以前より WordPress での投稿を Twitter に連動させて、Twitter のタイムラインを Web サイト(非Blog)に組み込んだ JavaScript により呼び出して表示させてきた。すなわち WordPress および Twitter とWeb との連動は問題なく稼働していた。

ただ Twitter への投稿数は元々多くない上に字数制限もあるので、Facebook をもう少し活用することにした。

WordPress のプラグイン「WordTwit」による Twitter との連動はそのままに、Twitter → Facebook →Web の流れを作ることにする。

Facebook上で「Twitter」を検索して表示される「Twitterアプリ」で双方のアカウントを連携させる。連携が承認(Your Facebook & Twitter accounts are connected!)されたら「App permissions」の「Facebook Profile」にチェックを入れれば、Facebook プロフィールのウォールに Twitter での投稿が反映(ダイレクトメッセージや@リプライは除外)される。

続いて今度は Facebook ウォールを呼び出す JavaScript を組み込む。これにはFacebook Status(LINK)を使わせてもらう。スクリプトファイル「jquery.fbstatus.js」内のユーザー名(username)の書き換えが必要だが、あらかじめ Facebook内のアカウント設定でユニークURLを取得しておく必要がある。

Facebook Statusの「demo.html」内でもユーザー名を書き換えて、必要な箇所を抽出し、自分の html に組み込む。同時に「jquery.fbstatus.js」は任意のディレクトリにアップロードしてその場所を指定しておくことも行う。加えてスタイルシートの連動をしっかり確認することがコツだろうか。

wp-login.php 真っ白

機能を追加しようと思って、管理画面の[外観]−[編集]で「テーマのための関数(function.php)」をちょっといじって保存、ログイン画面から再ログインしたら http://ドメイン/ユーザー名/wp-login.php の状態で画面が真っ白け。あら、wp-admin はどこ? 

Google 先生で「wp-login.php 真っ白」を検索すると、function.php がいけません。ここをなんとかしろと。ああそうですか、じゃあ FTP でサラの function.php と置き換えますよ。で、あんまり考えずに[wp-includes]の function.php を置き換えてみたけど変化なし。何度かやってみたけど変化なし。

しばらくして気がつきました。使用しているテーマの function.php を置き換えなきゃいけないんですね。[wp-content]−[themes]内の使用テーマフォルダにある function.php 刷新で解決しました。うーん、初心者まるだし。

キビ、メビ、ギビ、テビ

ようやくテラバイトが地上界では認知されてきたが、天上界(IEC:LINK)では、すでに20世紀末に 2 進接頭辞の用法を追加・変更している。正直こういった単位にまつわる話は苦手だが、ときどき使われるので書いておこう。

名前 記号 乗数
キビ(kibi) Ki 2の10乗=1 024
メビ(mebi) Mi 2の20乗=1 048 576
ギビ(gibi) Gi 2の30乗=1 073 741 824
テビ(tebi) Ti 2の40乗=1 099 511 627 776
ペビ(pebi) Pi 2の50乗=1 125 899 906 842 624
エクスビ(exbi) Ei 2の50乗=1 152 921 504 606 846 976
ゼビ(zebi) Zi 2の70乗=1 180 591 620 717 411 303 424
ヨビ(yobi) Yi 2の80乗=1 208 925 819 614 629 174 706 176

キロ、メガ、ギガ、テラという従来表記は国際単位系(SI)に基づくので、1キロメートル=1000メートルのように10進数。その「キロ」を用いてキロバイト(KB)と表記した場合、2 の10乗(2 進数)と10の 3 乗(10進数)の両方を意味してしまう。情報工学分野では 2 進数を多用することから、キロバイトではなくキビバイト(KiB)を用いることで、1024の乗数として明示できる。

表記例)
32 bit(2 の32乗)レジスタは、4 GiB 通りのメモリアドレス(4 GiB までのメモリ空間)にアクセス可能。64bit(2 の64乗)レジスタになると約172億 GiB までアクセス可能となる。64bit のアドレスを使い切る前にこちらが寿命を迎えそうだ。それはさておき,Photoshop CS 5 は新機能の面からも注目できるが、4 GiB 超の RAM を搭載した Mac プラットホームにおいて、ようやく64 bit 化の恩恵を受けることができる。ここにアップグレードの意味を見出してもいいだろう。

蛇足)
4 bit(2 の 4 乗)なら
0000、0001、0010、0011、0100、0101、0110、0111、1000、1001、1010、1011、1100、1101、1110、1111
以上16通りの「アドレス」があるということ。これが 8bit(2の8乗) なら256通り、24bit で約1977万(16,777,216)通り。

WordTwitt の微調整その2

Twitter への表示を日本語にしてみる。[プラグイン]-[設定]でカンタン。変更は「オボエガキ更新, [title] – [link]」こんな感じで。

連携

Web サイトに内包させている WordPress によるブログ(オボエガキ)の新規エントリーを Twitter に自動投稿させるには,WordPress のプラグインとして提供されている WordTwitt(Link)を使うと簡便。加えて Web に Twitter の投稿を自動表示させる JavaScript(Link)を利用して,サイトの自動通知を強化してみた。

So-net ブログ

WordPress が安定運用できそうなので,So-net ブログはメンテナンスモードに。というか始めからメンテナンスモードか。アカウント自体は念のため残しておく。でもサイトからのリンクはそう遠くない将来に消滅。初めて試してみたが、So-net ブログのエクスポート→WordPress へのインポートは非常にスムーズに行えた。イイところだってある。

登場年いろいろ

技術 登場年
ノイマン型コンピュータ 1946年
FORTRAN 1957年
COBOL 1959年
BASIC 1964年
Unix 1969年
C 1972年
TCP/IP 1974年ごろ
MS-DOS 1982年
Microsoft Word 1983年
Mac OS (System 1) 1984年
Microsoft Excel 1985年
Microsoft Windows 1985年
WWW (1990年実装)
Visual Basic 1991年
Linux 1991年

WordPressへの移行

MovableTypeが如何ともしがたいのでWordPressに移行してみた。細かいことを気にしなければ移行は3分。体裁を整えるのは暖かくなってからかな。

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