ラ イ ブ ラ リ

ノクトン・クラシック40/1.4
海援隊の蒸気船いろは丸での初航海中に紀州藩の軍艦明光丸と衝突し、坂本龍馬が上陸した港がここ。行政が改変を画策していると言われているので、いつまでこの風情があることか。

ノクトン・クラシック40/1.4
港突端の常夜燈。立派な石工作。薄曇り白い空。モノコートには厳しい条件だがぎりぎり破綻しなかった。

ルサール20/5.6
ー戸期の町並みもずいぶん残っているところで、なおかつさほど整備も進んでいないところが撮影には良い。といいながら江戸とは無関係なものを撮ることが多い。

ルサール20/5.6
所変わっても写し方は変わらない。反射鏡を見ると撮影したくなる。日陰でも近距離の描写はやはり良い。

ルサール20/5.6
福山駅を下りてバスで鞆の浦港へ。観潮楼という高台の屋敷からファーストショット。ルサールには厳しい条件なので写りはこんなものだろう。

フレクトゴン35/2.4
開放での似たような距離では、フレクトゴンの描写のほうが周囲の流れが少なく使いやすい。

スーパータクマー28/3.5
かなり近づいて絞り開放。
周囲は流れる。中心部の解像はやはり良い。歪曲はやや大きい。

スーパータクマー28/3.5
5.6 まで絞ったところ。実際ピント合わせはこのあたりがぎりぎりだろう。
ピントはかちっと来るが絞るほどに線が細くなるような繊細さはなく、
当時の平均的なレトロフォーカス広角レンズらしい描写。

フレクトゴン35/2.4
同一条件で少し遠目の距離。このくらいまでなら1/20で十分に止まる。
少し重く長いレンズはブレ防止に関しては有利。

フレクトゴン35/2.4
このレンズでは絞り開放・1/20が夜間発光体のスタンダード。
あとはじっくりピントを追い込めばよい。
本当に暗部の再現性が良い。

FA43/1.9リミテッド（新宿・マップカメラ）
非常に優秀なレンズだと思う。標準域の焦点距離と考えるととても贅沢な設計で、なおかつ値段もちょっと考えてしまう値付けではある。写りはほとんど文句のつけようのないもの。強いて難点をあげればオートフォーカスレンズなので、ピントリングの操作はやはりマニュアルレンズに劣る。どうも *ist-D 系はバッテリーの保ちが D70 ほど良くはなさそうなので、できるだけ AF を使いたくないがこのレンズに限ってはそうもいかないようだ。

SMCタクマー55/1.8（池袋・ビックカメラ）
タクマー系はなぜだか外観のヤレの割にきれいな玉が多く、55/1.8のように大量に生産されたものでは非常に良い個体を見つけることができる。しかも格安。これは6,000円。ライカではフィルターの値段だ。開放からピントも来るし、ボケは少しうるさいが悪くない。以前使っていたモノよりも状態が良い玉なので気分良く撮影できる。

スーパータクマー28/3.5（御徒町・新橋イチカメラ）
以前使っていた玉も含め数本買い出し。リミテッド 43ミ リも入手。とりあえずよく使っていた28ミリを付けて近所で撮影。LXとセットで使っていたのは SMC タクマーだったが、今回はモノコートのスーパータクマー。おそらく逆光下などの厳しい条件でなければ大丈夫と考えた。この玉は開放値からも推察できるとおりピントが非常に良い。40cm まで寄れるので結構使える。ただしスクリーンが暗くなるので日中下以外ではピント合わせはやや難しい。LX のスクリーンでは難儀したが、DS でも少し辛いか。

フレクトゴン35/2.4
1/20秒まではうまく止められるシャッターレリーズのタイミングを会得。1/15秒を何とかしたい。

フレクトゴン35/2.4
夜間撮影はほんとに楽しい。その様子が人からどう見えるかは少し気になるが。