ラ イ ブ ラ リ

ニッコールオート50/2
f1.4の50ミリはより顕著だが、この玉も開放でのにじみはニッコールらしい。これを味と見るか単なるボケ玉と見るかは好みだろう。夕暮れから夜間ではそれなりに魅力的な描写ではある。

ニッコールオート50/2
ベランダ写真。ほとんど買い手がつかない開放f2のニッコール50ミリ。しかしながら「しっかり写る」のでこのスペック（50mm/f2）の標準レンズは私にとっての「基準」。どのマウントでもまず最初に試してみる。

ニッコールオート24/2.8
このレンズはD70だとピント合わせが少し難しい。ピタリ合うとなかなか良い描写。モノコートの玉の割にはフレアやゴーストも少ない。発色はそれなり。

スーパーワイドヘリアー15/4.5
ニッコール-O 2.1cm が使用不能になったらこのレンズのニコンマウントでも使うかな。

カラースコパー35/2.5
この玉も廉価だが意外に奥深いと思う。

ウルトロン40/2
非球面レンズを使っているわりにはボケはなだらかで、なおかつ絞りを変えても描写が変わらない。おそらく生産中止になったら高騰必至の玉となるだろう。

これも含め片手持ちの安直撮影。G2のAFも悪くないわな。遅いけど。

ニューニッコール85/1.8
触発され「つり禁止」を撮りに不忍池。花もほとんど落ちて葉っぱ三昧。

ニッコール-O　21/4
この物件はかなりの回数撮影したがなかなかうまく定着できなかった。写真から類推しにくいだろうが、塀の色がとても「濃い」そこをうまく処理するには日光条件が限られるわけで。

ニッコール-O　21/4
薄曇りで日陰中心の絵柄をモノクロームにしたときのトーンの落ち着きがこのレンズの良いところ。適度にノイズが乗って細部が省略されるから落ち着きもほどほどに収まるのだろう。

ニッコール-O　21/4
この右手には細い路地が続きかなりよろしげな物件が多数残っている。ただし行き止まりでもあり、生活感があふれているのでずかずか入り込んで撮影ははばかれる。

ニッコール-O　21/4
この絵あたりだとフォクトレンダーとそう変わらない気もする。ただしフォクトレンダーとは違い撮影条件で見せる絵にかなりの隔たりがあり、またそこが面白くもある。

ニッコール-O　21/4
晴天順光だと写りすぎる気もしなくもない。これがどの程度まで許容できるか。シャープかつハイコントラストを追求した結果が現在普及しているレンズ群なわけで、そのあたりを標榜するならすべてDレンズが良いに決まっている。

Ai改ニッコールオート24/2.8
蓮玉庵は今の代の主人になってから内・外装をリニューアル。どこから入るのか分からないモダンな入り口は老齢の紳士・淑女を等しく拒絶するものだった。しばらくして今度は「自分で押して開く半自動ドア」装備の立ち食いそば屋風玄関口に変更され、それはそれでもの悲しさが漂い、とても老舗の店構えではなかった。久方ぶりに訪れてみると先代のころの店構えに近づいている（内装はモダンだが）。それでも自動ドアだけは変わらず。

Ai改ニッコールオート24/2.8
カラーだとなかなか難しい。夕暮れが良いかもしれない。