カテゴリー : Apple

Serial ATA (SATA)

クイックシルバーにシリアルATAを導入。インターフェースカードはOSXのディープスリープに対応していることがきちんと確認できたのでACARD 6290Mを選択。ハードディスクは2004年2月現在、シーゲートとマックストア、そしてあまり見かけないが日立製品があるが、どれが性能が良いのかはあまり考えずにシーゲートのバラクーダ160GBを購入。このドライブは今までの4ピン電源コネクタではなく15ピンとなっているので、電源側の4ピンコネクタを変換するコネクタが必要だ。6290Mには変換コネクタがひとつ入っているのでドライブ1台の場合は問題ない。さらに増設する場合は、そのコネクタ(例えばエレコム製で1000円程度)を用意する。
インターフェースカードは秋葉館。ドライブはDOS/Vパラダイスでバルクを購入。OSX10.3を新規インストールした。今のところ動作に問題はない。ただし、OSXではPCIバス経由のATAカードに接続したドライブは外部接続扱いになるので、Finder上で「Eject」ボタンが表示されてしまうのが少し難点ではある。

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PowerBookとiBook

両方ともG4プロセッサ搭載というのは販売戦略上好ましくない。したがって誰の目にも明らかな差異が必要だ。省電力G5であるPowerPC 970FXをPowerBookに搭載する日も遠くないということか。

Safari 1.0

WWDC2003でついに1.0正式版がリリースされた。OSXプラットホームにおけるデフォルトWWWブラウザとして機能し始めたわけだ。機能的には、v.7x のベータ版のころとさほど変化はなく、ある程度安定して動作している。当方の掲示板などでの日本語による書き込みも少しだけよくなっており、書き込み直後の文字化け、不当な表示が出現する確率も下がっている。万全のセキュリティを必要とするSSLサイトなどでの挙動は未確認。この辺りでSafariを気兼ねなく使うにはもう少し実証が必要かと思う。ネットショッピングなどでは、メンテナンスモードに入っているとはいえ、現状では動作の安定性に分のあるInternet Explorerの出番が多いかもしれない。私は単なる個人情報(住所、電話番号など)はすでにSafariを通じて数回入力、送信しているが、いささか不安な気持ちをかかえていることは否めない。といってIEが盤石であると考えているわけではないのだが…。
目立った機能面での変更はないが、「ブックマーク」ウィンドウ上で「自動タブ」機能のチェックボックスが追加されている。「ブックマークバー」に作成したブックマークのフォルダ単位にチェックを入れることによって、ブックマークバー上で機能をONにした任意のフォルダ名をクリックすると、内包されるURLを同時展開してくれる。今まで、Commandキー+クリック、あるいはContorlキー(マウスの右クリック)+マウスクリックで表示されるプルダウンメニューで表示される「すべてをタブで開く」で機能していたものが、まったくのワンアクションで可能となった。
さて、ここからはmiというきわめて優れたオンラインソフトテキストエディタの愛好者以外には関係のない話になるが、ちょっとしたTipsをひとつだけ。
miでのHTMLモード時に編集中のHTML書類をWWWブラウザで表示確認するときのショートカットはCommandキー+Rキーだが、デフォルトでSafariによる表示確認のコマンドはない。ショートカットはmiのモードファイルを追加すれば良い。miメニューから「モード設定」ー「HTML」を選択し、表示された「モード “HTML” の設定」ダイアログの「ツール」を呼び出し、新規ツールを追加するだけだ。この追加作業自体はたいしたTipsではなく、ここでくどくどとその手順を説明しても仕方がない。単なるテキストファイルであるモードファイル(miフォルダ内を探してみよう)を直接コピーして少し設定を書き換えることさえ可能でもあるし。覚えておきたいのはこの追加の際にアプリケーションの「クリエータ」を指定する必要がある、ということで、ではSafariのクリエータは何か? と、ここで気づいたわけである。そう「そんなの知らないヨ」と…。結論から言えばそれは「sfri」にほかならない(なんとわかりやすい!)のだが、OSX時代になって「タイプ/クリエータ」を意識する必要がなくなったはずが、こういうときに旧時代の産物が見え隠れする。そういえば、いささか出所不明な映像をどうにかして鑑賞しようと躍起になっているときにも、同じような状況に陥るな。はは

自宅サーバ

Power Macintosh 8500改G3上で各種サーバの起動実験を開始してから1年ほどが過ぎた。現在、WebStar 3.0.2J上で、WWWおよびftp、MacPerl 5.2.0r4 J2を利用したcgi、そしてHotline Server 1.2.3J(日本語パッチ処理)によるチャットサーバを同時に稼働させている。ファイヤーウォールは安直にNorton Personal FireWall 1.0.2J、各種アクセスのモニタリングはWebStar、Norton Personal FireWallのログ、そしてIPNetMonitor 2.5.2J(日本語パッチ処理)など。WWWへのアクセス解析はWebStarのログをAnalog5.31で解析している。
アクセス数が少ないので今のところマシンへの負荷はさほどでもない…WWWへのアクセスが増大することによって急激に負荷がかかる可能性は否定できない。
Nimda(あるいはCodeRed系)のアタックはいまだにとぎれることがない。日に数回は中国、ときおり韓国ないし台湾のサーバから訪問がある。Macintoshサーバゆえ被害はないとはいえあまり気持ちのよいものではない。本来はサーバの管理者宛に感染の警告を出すべきだのだろうが、いまのところ放置…。

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Power Mac G4 電源交換

突然電源が入らなくなった。といっても予兆はあり、それ以前に、起動途中でストーンと電源が落ちてしまうことが数回あって、ちょっとおかしいなと思っていた矢先のことだった。秋葉原のクイックガレージに持ち込み、修理を依頼。修理担当の方が「電源かロジックボードが原因」と診断。ロジックボードが原因だと修理代が工賃込みで9万コースであることだし、電源が原因だとイイナーと祈る日々だった。通じました。電源でした(^^;;。電源17,000+工賃10,000+消費税1,350、しめて28,350円なり。不幸中の幸いでした。それにしてもG4のロジックボードは高いよな…

8500/180をG3化

秋葉原エレクトリックパーツで168pin DIMM 5Vの128MBのRAMを1枚買いました。1枚8500円。多分60ns…多分CPUカード対応…まあ、ジャンク屋ですからな…でも全然問題なく認識しております! ホントは Vintage Computer で4枚セット512MBで26,800円てのにしようかと思ったんだけど、そんなにメモリを増やしても仕方がないと自分に言い聞かせて、128MBとなりました。RAM合計248MB…これでMacOS9.1をインストール→ATA133カード+HD…(゚д゚)ウマー の野望にちょっとだけ近づいたか…そういえば秋葉原のマップカメラの前での露店ではMacOS9.1が7千いくらかで売ってたな…あれはパッケージ版なのか?

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BroadbandOptimizer

Mac OS X起動時にでブロードバンドに適したネットワーク周りのセッティングを施してくれるスクリプト。実際どれくらい効果があるかはわからないが、気休めにはなるかも。
BroadbandOptimizerのインストール方法:
・起動ディスクの「ルート」ディレクトリにある「Library」を開く
・そこに「StartupItems」というフォルダを作る。
・そのフォルダに「BroadbandOptimizer」フォルダをドロップ。
・リスタート後、最適化が実行される。
スクリプトは、
sysctl -w net.inet.tcp.sendspace=65536
sysctl -w net.inet.tcp.recvspace=65536
sysctl -w kern.ipc.maxsockbuf=524288
sysctl -w net.inet.tcp.delayed_ack=0
sysctl -w net.inet.udp.recvspace=73728
という5つのコマンドを実行する。したがって、スクリプトの内容を書き換えれば設定値の変更も可能だろう(当方では未確認)。設定値が上記の値になっているか確認するには、Terminalで、
sysctl -a
を実行すれば、システムの設定値一覧が表示されるので確認できる。なお、この5つのコマンドを直接Terminalから実行しても結果は同じ。「手動設定」になるだけだ。ちなみに5つ同時に実行する場合は、上のコマンド文字列5行をコピーしておいて、T erminal上であらかじめ「root」権限を取得(su)した上で、ペーストする。
この最適化のおかげかどうかわからないが、リンク速度が6144Kbit/秒になってから、いまひとつ速度の出なかった「Internet Explorer 5.1.3」で実効速度4039Kbit/秒が出た(計測サイトはSpeed Eye [ 実効速度測定掲示板 (http://www.oak.dti.ne.jp/%7Eflash/speedeye.html)])。 Netscape 6.2やMozzila 0.9.5(Fizzila)ではコンスタントに4Mbit/秒は出ていたが、IEでは3.5Mbit/秒ぐらいが限界だったので少し嬉しい。これでリンク度速度が上がればなあ……と、この文章を書いている最中にブロードバンドスピードテスト(http://www.bspeedtest.jp/)でも計測してみると……
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.0.7
測定時刻 2001/11/24 04:04:06
回線種類/線路長 -/-
キャリア/プロバイダ -/-
ホスト1 WebArena(NTTPC) 3.46Mbps(539kB,1.2秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 4.58Mbps(1441kB,2.7秒)
推定最大スループット 4.58Mbps(573kB/s)
うーむ。偽薬ではないかも(笑)。

Quadra700

Vintage Computerでまたクアドラ(この機種はすでに新品、中古で3代目)買った。本体価格(7,800円)よりアメリカからの送料(EXPRESS便で9,200円)のほうが高くついた(笑)。それでも秋葉原のジャンク屋あたりじゃ、もっと程度の悪いのが高い値段で売っているから、こういう選択もいいんじゃないかと。
で、なんでまたQuadra700かというと、ウチにはずいぶん長い間電源を入れていないCentris650があって、捨てちゃおうかなとも思ったんだけど、もったいない病が発症して、せっかくだからロジックボードだけでも延命しようと考えたり。ずいぶん前に流行ったことだけど、このQuadra700(IIcx、IIci)の筐体の中身を入れ替えて長く使おうというのがあって、前からイイナと思っていたり。
実行しました。Quadra700とCentris650って単純に大きさを比較するとずいぶん大きさが違うようだけど、後ろから見ると、リアパネルの幅は同じ(クアドラのほうがNubusスロットの数がひとつ足りないけど)。結局リアパネルを加工すれば7100のロジックボードも積めるので、そこからNubusPowerMac用のG3カードを挿せばG3 Quadraにすることもできる。
別に速いマシンがほしいわけではないので、ワタシはRAMをより多く積めるというだけで満足してます。筐体のデザインもきれいだし。内蔵スピーカーのロジックボードへのコネクタの形状が違うので内蔵スピーカーはとっぱらった。でもAudioVison14インチのスピーカーは内蔵スピーカーとして認識されるので問題なし。IIciの内蔵スピーカーが手に入ればそれをつけることもできるので、しばらく探してみよう。
出所の怪しい2GBハードディスク(IBM)に漢字Talk7.6.1を入れて動かしています。SpeedDoubler8.1を併用しているのでFinderの動作だけなら快適。でも今はNubusの速いビデオカードとPPCアップグレードカードも物色中(笑)。
[追記]
ワタシの好きな秋葉原のCompuエース(正確な表記忘れた。こんぴゅえーすと呼ぶ)でIIci/IIcx用のスピーカーを入手。ホコリまみれのジャンクなので200円。なに、コーンが破れていなければ大丈夫。コネクタの形状はこうなっているのだ。どうしてもスピーカーが見つからなければ、ケーブル+コネクタをとっかえてもと思っていたがあっさり見つかったので良かった。この店で7100/80AVを2,480円で売っていた。下手なロジックボードだけ買うより安いかもと思ったが、金属筐体の重さを考えて購入を留保。雨だったし。

8500/180

内蔵ハードディスク(1GB)と内蔵MOドライブ(YANO230MB)を組み込むとなると、にわかに改造熱が……。8500はその拡張性のわりには電源が弱いと言われるが、実際どうなのだろう。8515のようなサーバ用途の製品と比べれば明らかにコストダウンがあるのはわかるが、増設を行なっているヒト数名に聞いても、意見はまちまち。
できればMacOS8.6+G3カード(Sonnet Crescendo G3 PCI 500MHz/250MHz 1MBあたりが良さそうだ)を試してみたいが、電源を含めて、マシン自体の寿命をいたずらに縮めては意味がない。RAM120MBの現状ではMacOS8.6の稼動は難しいので、最低でもRAMの増設は行ないたいが、128ピンDIMMの価格が今以上下がることはないだろう。といって今128MB2枚買うのもかなり抵抗があるなあ。
[追記]もらった内蔵2GBハードディスク(Seagate ST32430N)と内蔵MO230MBドライブ(Yano MO230i-FX 富士通ドライブ)の取り付けを思案。MOドライブのほうはフロントベゼルがないので、とりあえず装着は見送り。ハードディスクだけ付けてみよう。
もらったドライブは別の8500/120の起動ディスクとして稼動していた純正ドライブ。したがってSCSIのIDは0番に設定されている。すでに8500/180に入っている1GBドライブ(IBM DPES-31080)も当然IDは0番。混在させるためにはいずれかのID番号を変更しなければならない。
ID番号が簡単に変更できる外付けのSCSI機器とは違い、大抵の内蔵SCSI機器ではジャンパーピンの設定によってID番号やターミネーションその他の設定を行なうので、設定に関する正確な情報が必要だ。もちろんドライブは新品ではないのでマニュアルなどないので、自力で情報を探さなければならない。
というわけで、SeagateならびにIBMのサイト(共に英語サイト)でジャンパーの設定を検索した。したが、もらったSeagateドライブにはジャンパーを設定する部品が付属していない(現状ではID0番しか設定できない)。しかたがないので、元の内蔵ディスクのジャンパー設定を変更してID1番とした。
8500の拡張ドライブ用ベイには上中下があり、上段には通常フロッピードライブが入っている。MOドライブは中段のベイに入れることになるが、下段のベイにハードディスク2台を重ねて収納するためのハウジングが必要になる。キットとして販売されているものには冷却ファンが付属しており頼もしいが、新たな出費は頭が痛い。
ここは考えどころだが、いっそフロッピードライブ収納ベイにMOドライブを入れてしまうというのはどうだろうか。実際できるかどうかはわからないが、フロッピードライブはほとんど使わないので困ることもあるまい……モリサワフォントのインストールがあったか……おとなしく積み重ねキットを探します。
[追記]
MOドライブを増設してみた。写真の右上の匡体が8500/180。何となくすんなり収まっているけど、実は少し苦労した。フロントベゼルはCenturyの汎用品を秋葉館で入手。3,800円。かなり割高の上、汎用なので装着した見た目がDOS/V機っぽくなってしまうがこれは仕方がない。
3rdベイに2つハードディスクを重ねて収納するためには何らかのマウンタが必要だ。イケショップや秋葉館あたりに出向くと積み重ね用のマウンタが販売されているが、5,000?8,000円ほどする。5cm程度の空冷ファンが2基ついていることが多いが、これが価格に反映しているのか、マウンタ自体にコストがかかっているのか判断できないが、買える値段ではないことだけは即断できる。
で、東京ラジオデパート地下の店(名前は失念。秋葉原エレクトリックパーツではない)で単なるマウンタを発見。800円。これで重ねるだけでもいいような気もしたが、せっかくだからクーラーもつけることにした。
かなりインチキな感じのジャンク屋(これも名前失念)で、AMDのCPU用クーラー(12V・5cm)を2つ購入。計600円。手近にあったアルミのL字鋼でファンの上下をサンドイッチするカタチのマウンタを自作。こんなので冷却効果があるかどうかわからないが気休めにはなるだろう。フロントベゼルにお金をかけてしまったので節約節約。
苦労したのはまたもやSCSIのID。ジャンパーの設定をSW1、SW2で行なうことは想像がついたが、どう設定して良いか分からず、Yanoのサイトへ。元からついていたMOドライブのマウンタに「230i-FX」とあり、サイトのジャンパー設定情報にも該当型番があったので、なんとなくそれに準じて設定してみる。ところがこれが全然ダメで、コンピュータ自体の起動すらしない。
「なんとなく」とはYanoサイトの該当情報では、ジャンパーのスイッチが1種類しか掲示されておらず、こちらのドライブは前述のとおりSW1、SW2の2系統で行なうようになっている。要するにマウントに記してある型番と実際のドライブが違うということだ。
少し考えたが、ドライブの供給元である富士通のサイトを閲覧することにする。目的のドライブ情報は「M2512D」だが……あった! M2512DではなくM2512Aとあるが、おそらく大差ないだろうと思い少し真面目に設定……無事起動した。やれやれ。「システムプロフィール」で確認するとプロダクトIDは「M2512A」となっていた。

材質戦争

20年ぐらい前だかにイタリアのランボルギーニがチタニウム合金製のフレームをベースに、同じイタリアのカンパニョーロ中心のパーツ構成でロードレーサーを作り、価格は確か100万円ぐらいだったと思うけど、その価格以上に当時自分にとって身近だった自転車の世界でも夢の「チタニウム」が使われるんだなという感慨があったりしたことが、今でも記憶に残っていたりする。
そこから記憶をたどると、やはり自分に関係が深かったモーターサイクルトライアルの世界でも、またもイタリアのベータ・モーターが発売したトライアル車の各パーツを固定するボルトがチタンとなり、その時点でも高価な「部品」だったので、垂涎至極、またイタリアのメーカーは究極を目指すのだねと関心もした。
その後マフラーのサイレンサー(消音器)にチタンが使われるあたりから、ワタシにとってもほとんど当たり前の素材になってしまったチタンであり、眼鏡のフレームがチタン製であることがステイタスにもならない今日においてその立場は微妙だ。こんな風にとらえていた。
カーボンを利用した「釣り竿」が登場したのは、やはり20年以上前だったように、元来、趣味の世界では「経済性」を度外視した開発が当たり前。経済性を最大限に無視することが出来る軍事利用はともかく、プロとアマチュアの探す区内趣味分野に置いては、その熾烈さは門外漢の及ぶところではない。
パソコン(狭義にはこの場合インターネットと言ってもよい)の世界で初めて「趣味」らしき領域に踏み込んだヒトたちはともかく、横並びのハード優先分野にとっくに足をつっこんでいるヒトにとって「チタン」は本当に魅力的なものなのだろうか? 結局釣り竿やゴルフクラブがカーボンであったりするのは、マーケットの大きさに他ならないことは確かではあるけど、いまさらチタンでは夢の置き所がないような気もする。
そして、チタニウムを使っているにも関わらず、「軽い」とは言えないというのも、これまた自転車の(それもまた旧い)例で恐縮だが、はじめてアルミ軽合金をフレームに使ったメーカーの製品(アランだったか、プジョーだったか)は、鉄フレームよりも重かった。それはもちろん強度不足を補うための肉厚だったろうが、今回のPowerBookにはそういった字足らずの感がある。
それは液晶パネル部分薄さを固持することに機能しただけではないだろうが、少し後進した採用法だと思う。「チタン」という軽量かつ高剛性を単なる販売上の麗句になり下げるあたりが苦手な風情だ。チタン採用がどの程度コストに反映しているのかは知る由もないが、ここで何度も書いているように、ワタシは「薄く」「小さく」といったフレーズにはあまり関心がわかないので、指より薄いことを示威するためのチタンなのであったら、必要ないかもしれない。いっそケプラーとか使ってくれたほうが冗談としては気が利いている。
と、以上述べたことや、デザイン上の妥協・転向点を除けば、存外イイ製品だと思う。見方を変えれば、AppleやPowerBookという存在に過剰な期待を持たざるを得ない向き以外の「素直」なユーザーを増やし続けることも、またひとつの戦略ではあるだろうし、少なくともすでに酔狂だけではやっていられないと判断した頭目と運命を共にするしかない。やはりApple教なのだなあ。ヤレヤレ。

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